ヤンデレ敵連合に悪女が乱入してきた。【ＭＨＡ】 (ページ8)

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ヤンデレが6つ。ページ8

「正直になれよ田中…！俺のこと、好きなんだろ…？」

「で、でも、佐藤くん…！私は、恋しちゃダメなの！皆の憧れの、ヒーローだから……っ！」

「うるせぇ。…その口、塞がれたいのか…？」

「ちょ、佐藤く____」

ガッ！

急にそんな音をたてて、

恋愛ドラマ

「ドキドキ☆聖と魔の布団～俺と田中の恋ビーム～」

を移していたテレビが、スピナーがナイフを投げつけたせいで壊れた。エッ何してんのスピナー

「はっ……破廉恥だ！！」

顔を真っ赤にして叫ぶその姿はまるで純真無垢な乙女だ。

やだ可愛い。

私がほわほわしていると周りの奴らがガヤを飛ばし始めた。

おいうるせぇぞー。てかスピナー涙目になってんじゃないの可哀想よ？？

「ハイハイ、やめましょうね。確かにスピナーにも非があるかもしれませんが、全員で責めるのは可哀想でしょう。」

真ん中に入って喧嘩(？)を止める黒霧。

流石ママン。惚れたわ。…ねぇ待って殺気ムンムンな目で黒霧を見ないで荼毘

「全く……いい加減にしなさい。子供じゃないんですから」

『いやみんな精神年齢子供だよ？？』

「…………(頭抱え)」

腰に両手を当て、ため息混じりに言う黒霧にそう言うと、黒霧は何かを諦めたように頭を抱えた。

……なんか、もう…お疲れ様。

パブ〇ンいる…？アッいらない。余計なお世話だったね、ゴメンネ…(三角座り)

「ぁれ、みんな揃ってる」

鈴をころがしたような、透きとおった声がした。

これはクサリちゃんの声かな。相変わらずカァイイ声だねぇ。惚れ惚れしちゃう。

『てかクサリちゃんさ、もう怪我大丈夫なん？』

「……。」

「おい鎖女、怪我は。」

「死柄木さん、私の心配してくれるのぉ？んふふ、嬉しいなぁ♡」

わあ、クサリちゃん私のこと完全無視してるぅ。

まあでも、それがクサリちゃんらしいというかなんというか。

あー…、なんかね、こう…。凄いよね(放棄)

「あ、そーいえば私、Aちゃんに用があるんだった！」

やだ初耳ー。

クサリちゃんは私の方にふりかえり、ニッコリと笑った。

「Aちゃん、いいよね？」

『え、やだ。』

即答すると目を丸くしたクサリちゃん。

私は早よあの4人(・・・・)のとこ行かなきゃなのよね。

じゃあね。と言って家へと足を動かした。