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｢｢｢グランドファイア！！｣｣｣
3人が同時に蹴り込む。炎を纏ったシュートは、止めに入ったテレスを吹き飛ばし、相手キーパーのミリオンハンズという技を破りゴールに入った
ラ｢決まったー！！イナズマジャパン、無失点を誇るジ・エンパイアから、ついに1点をもぎ取りました！！｣
テ｢そ、そんな馬鹿な…俺達の必殺タクティクスが破られた？｣
何今の技〜超カッコイイじゃん！
というか練習してたんだ…！
虎｢やりましたね、豪炎寺さん！ヒロトさん！｣
基｢ああ｣
風｢必殺タクティクスさえ破れば、こっちのもの！勝てるぞ、この試合！｣
……いけるかも…！
染｢よーし皆！一気に逆転だぜ！！｣
｢｢『おう！！』｣｣
ﾋﾟーーﾋﾟーーﾋﾟーーーーー！
……え
ラ｢ここで試合終了のホイッスル！ジ・エンパイア、2対1で辛くも勝利です！！｣
木｢そんな…｣
頭が真っ白になった
『……』
2対1。得点を見る。
ジ・エンパイアが2。イナズマジャパンが1。…負けた。
歯を食いしばり、包帯を巻いている左手首を握った
｢｢『……』｣｣
宿舎に戻って来た。けど、全員表情は暗い
栗｢はぁ…負けちゃったでやんす｣
｢皆ー！！｣
木｢キャプテン！｣
円堂君と、その後に歩いて来る鬼道君、佐久間君、不動が見えた
秋｢えっ、影山が？｣
円堂君は｢あぁ｣と肯定した。
どうやらあの影山が生きていたらしく、チームKという自分のチームを使いイタリア代表オルフェウスの座を奪おうとしたらしい。
それを知った4人は負傷したオルフェウスメンバーに代わり試合に出て勝利をもぎ取ってきたとか
豪｢すまない、円堂。勝てなくて｣
その言葉に、また表情が暗くなる。
…勝ちたかったな
円｢皆…元気出せよ！決勝トーナメントへ行けなくなったと、まだ決まった訳じゃないんだしさ！｣
鬼｢確かに一敗はしたが、残りの試合に全勝すれば可能性は十分残っている｣
木｢そうか、全勝すれば…！｣
円｢ああ！｣
…そういえば、ポイント制だっけ
円｢それより凄いじゃないか。あの新必殺技、グランドファイア。
立向居｣
立｢はい｣
円｢やったな。ついに魔王・ザ・ハンド、完成させたんだな！｣
立｢…！はい！｣
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作者名：ひなな | 作成日時：2023年10月29日 0時
