FFIの世界3 (ページ15)

今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:1,441 hit

113 ページ15

『ふぅー…疲れた』

土｢おいおい、前半終わったばっかだぜ？｣

『うーん…ポジションついたら切り替えるから多分大丈夫』

そんな事よりアイツ、マジどうにかなんねーかな。僕らの事舐めすぎだろ。つーか小学生でもマシなシュート打つってなんだよ！虎丸君に同じ事言えんのかアアン！？(本日2回目)

チッ髪ワカメっぽいくせに…

ﾍﾞｺｯ

基｢A、音鳴ってる。ボトルが可哀想な事になっちゃうから…｣

『…あれっ』

どうやら、両手で持っていたボトルが凹む程じゃないけど音を出すぐらい握っていたらしい。

気付かなかった。ごめんよ

春｢何かあったんですか…？｣

『…ちょっとだけね、イラっと』

基｢…なんで？｣

『…苦手だから』

木｢何が？｣

『……アイアンウォールの人』

春｢まさかの技名…｣

だってうちらの事舐めてるの見え見えなんだもん。

そう呟き半目で不機嫌そうな顔をすると、珍しいものを見るような目で見られた。
なんですの？

秋｢Aちゃん、そんな顔もするのね…｣

人間だもの

『…でもまあ、言えてちょっとすっきりしたかも。

よっしやるぞー！』

｢｢｢おう！｣｣｣

『ハハッ。あれ破ってシュートも決めてさ、うちら舐め腐ってるアイツの心かプライドへし折ってやろうぜ』

右手でボトルを握り、薄く笑いながら言うと風丸君に｢凄い事考えるな、お前は……｣とジト目で見られる

『…女子だし、舐められるのは慣れてるから別いいんだよ。
でも僕じゃなくて、日本中から集まった最強のプレーヤー達”イナズマジャパン”がバカにされるのは嫌』

綱｢なーに自分を省いてんだよ。お前もイナズマジャパンの1人じゃねぇか。
勝って見せてやろうぜ？俺らもやるんだぞ！ってな！｣

『…綱海君…

モテるっしょ』

綱｢全然？｣

『うっそだぁ見る目無(な)』

優しいしカッコイイし皆の兄貴だし運動できるし背も高いし料理もできるし……優良物件すぎないか？

後半。土方君と木暮君が交代し、僕がMFに上がった。

もうオールラウンダー名乗っていいのでは？？なんてね

ﾋﾟーーーーー！

｢｢『！？』｣｣

ホイッスルが鳴って後半開始。ボールはジ・エンパイアからなんだけど……

何故か、こちらにボールを蹴り込んできた

テ｢さあ、どこからでもかかって来な｣

｢｢『！』｣｣

あの余裕綽々な顔…！苦手！！