プロセカキャラ達の短編集！【プロセカ】【短編集】 (ページ8)

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おたおめ類くん☆ ページ8

こんにちくわ、Aです。
今日は☆類くんの☆誕生日でっす！(謎テンション)
てことでドッキリ＆おたおめぱーちーしようと思います！
早速れっつらごーごー！

『類くーん！』

「Aくん？どうしたんだi(ﾊﾞｰｰﾝ!!!!!!!!」

ヒラヒラと類くんの周りにクラッカーの紙吹雪が散る。
当の本人は口を開けてぽかんとしている。

『えへへっ☆今日は類くんの誕生日でしょ？だからお祝いしようと思って！』

「あ、あぁ...？そうか、今日は僕の誕生日だったか...覚えていてくれたんだね、ありがとう。」

さっきのぽかんとした顔から変わってニコッと微笑む類くん。
うわっ...ドッキリに罪悪感感じるわこれ...

『はいっ！これケーキ！作って来たんだ！どうぞどうぞ召し上がっt「Aくん？」』

『...ん？どうしたの？』

「これには人参...かな。微量だけど野菜が入っているね。」

いや凄いな。見えないようにクリーム塗りたくりまくったのに。
類くんの野菜絶対拒絶は凄い。改めて思うわこれ。

『あはは、バレたか。凄いね類くん！まぁ...これはドッキリでしたー！ちゃんと作ったよ。はい。』

ふっふっふ...実は二段階ドッキリなんだっ☆
こっちの方はもっっっっと微量の野菜＆いちご...さーてこれは気づかないだr...

「Aくん？新手の嫌がらせかい？いちごは分類的に野菜だろう？」

『えへっ...』

バレた。秒でバレた。凄いね類くん。

『あはははは！凄いねその野菜絶対無理のスキル！まぁこれもドッキリで...今度こそちゃーんと作って来てるからね。次は安心して欲しいな。はい。これ。』

類くん用に作ったラムネ味のケーキを渡す。いやこれかなり大変だったよ？
某大粒のラムネ買ってすり潰して...(ry

『...！？え、どうしたどうした神代類...』

ふわりと類くんの香りがする。
気づいたら何故か抱きしめられていた。
え、何このシチュエーション。

『割とマジでどうしたの類くん？』

「あぁ...ごめんね、ただちょっと嬉しくて...」

『嬉しい...？』

「僕は親はともかく、仲間から祝われるなんて久しぶりでね...
何せ僕にケーキを作って来てくれたり、こんな風に意外性のある祝い方をしてくれるなんてね。」

『...』

類くんは過去にごたごたが色々あったしね。今日くらいは許してあげようかな。
とりあえず抱きしめ返してみる。

『類くん、お誕生日おめでとう。これからもよろしくね、演出家さん。』

持ってきたケーキはみんなで食べたことはまた別のお話。