私のカレ (ページ2)

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2話！ページ2

放課後になり、それぞれが部活に向かう。

私は部活に入ってない代わりに図書委員をしている。

私『お疲れ様でーす。』

？「おっ、今日もちゃんと来たなー。よしよし」

と、駆け寄ってきて私の頭を撫でているのはさとちゃんだ。ひとつ上の幼なじみで一応先輩だ。

私『暇だったの？』

さ「いや、やること山ほどある。」

私『さとちゃん……。』

さ「まぁまぁ、一緒に片付けようぜ。」

私『はいはい。』

初めは慣れなかった仕事も1か月もすればだいたい出来るようになる。

時々ドジるけど……。

図書室に沈黙が流れる中、さとちゃんが口を開いた。

さ「なぁ、A中学楽しかったか？」

私『うーん。普通だったかな？てか、急にどしたの？』

さ「いやー、小学校以来じゃん。こうやって話すの。中学違ったし、家近いけど全然会えなかったからどうだったのかなぁーって。」

私『あー、なるほどね。ほんと、こうしてまたゆっくり話せたの奇跡だよね。』

さ「いや、運命かも。」

私『何それw』

さ「Aわさ、好きな人とかいるの？」

私『うーーーん。居ないかな？さとちゃんは？』

さ「俺は……いるよ。」

私『えぇ……！！誰々！？』

さ「秘密！」

私『ちぇー、』

さ「ほら、手止まってるぞ。」

私『あ、ってさとちゃんもさっき動かしてなかったじゃん！！』

さ「あ、バレた？」

と、さとちゃんはいたずらっぽく笑った。