《第一部》 ページ2
【第一章 いつも通りだったはずの楽屋】
・
健人side
あれは、秋晴れの本当に清々しい日だった。
いつもよりスッキリとした目覚め
温かいコーヒーの甘み
バターを乗せたトーストの食感。
あれもこれも、全てが、気持ち良かった。
"今日はきっと良い日になる"
そう信じて。
でも、この日は、そんな朝とは裏腹に"人生で最も最悪な日"
と化してしまった。
それはどう対処しようが、免れられなかったものなのかもしれないけど、
いま、この時、運命が悪い方向へと向かっているのは確かだった。
そう、
こんな朝だったからこそ、"いつも通り"
ではなくなっていたのかも知れない。
まあ、理由はどうであれ、今日が"最悪な日だった"ということに変わりはないのだから。
*
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ゆいっしー(プロフ) - パスワードを教えていただけますか? (2023年1月1日 21時) (レス) id: 8ef029cb40 (このIDを非表示/違反報告)
星 - パスワード教えてほしいです! (2021年11月3日 11時) (レス) @page20 id: 86d36c49a2 (このIDを非表示/違反報告)
楽々 - 続きが読みたいです! (2021年8月7日 13時) (レス) id: 86d36c49a2 (このIDを非表示/違反報告)
M - この作品のtwoのパスワード教えてください (2020年6月2日 18時) (レス) id: 8e4485d92c (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - sakiさん» ありがとうございます。できるだけ早く皆様にお届けできるよう精いっぱい頑張ります。 (2020年5月27日 21時) (レス) id: e1d054f011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くるみ | 作成日時:2020年2月27日 17時