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「 ホビヒョンが気がつかなかったらずっと倒れたままだったんだよ 」
リビングに移動してからはすぐにお話会という名の説教が始まった。
目の前にいるジミニヒョンにそう言われて目を逸らすことしかできない。
テーブルにはお粥が置かれてるけど手をつけようとは思えない。
「 なんで仕事が長引くなんて嘘ついたの 」
『 …それは、 』
「 遅くまでやるつもりだったんでしょ 」
僕がちゃんと答えなくても、ジミニヒョンに僕が思ってることを言われてしまう。
なんでバレちゃうんだ。
「 倒れるまで練習しちゃだめだよって言ったの、覚えてない？ 」
『 …覚えてます 』
「 じゃあなんで嘘までついて練習しようと思ったの 」
止まることなく質問が飛んできて少し困るけど、こんな状況になったのは自業自得。
でも僕は防弾少年団にいるべき人間じゃないから、嘘の心配なんていらないのに。
『 ちょっとだけ、練習したくなっちゃって、 』
「 …ちょっとだけ、ね 」
咄嗟についた嘘に反応したのは僕が倒れてるのを見つけてくれたホソギヒョン。
この嘘がバレるのは分かっていたけど、練習室にいることがバレたのはどうしてか分からない。
『 なんで僕が練習室にいるってわかったんですか 』
「 カトク、ジンヒョンに返事しなかっただろ
だからなんかおかしいなって思ったんだよ 」
『 でも、それは、 』
「 仕事が忙しかった、なんて言わせないからね
Aはどんなに忙しくても返してくれてたでしょ 」
なんでホソギヒョンは僕が知らない僕のことまで分かってるんだ。
どうでもいい僕のことなんて興味ないはずなのに。
「 …1回話すのはやめよう
Aにご飯食べさせないと 」
「 そうだね 」
ナムジュニヒョンがそう言ってくれたけど、お腹はすいてないしこの空気で食べれそうにない。
でもそんなわがまま言ってられない。
本当にここにいられなくなっちゃう。
「 僕たち部屋から出てましょう
みんなに見れられながらだとA食べずらいかもしれない 」
『 そんなこと、 』
「 じゃあ部屋に戻ってようか 」
「 食べ終わったら教えてください 」
『 …はい 』
そんなことない、って言おうとしたのに。
僕のせいでこんなことになってるのに気を使わせてしまっている。
「 ヒョンはここにいてもいい？」
そう聞いてくるテヒョイヒョンに頷くことしかできなかった。
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ごとう(プロフ) - ルイさん» 嬉しいです、ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年12月29日 20時) (
レス) id: 4c30095d64 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年12月29日 18時) (レス) id: 179b11701f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごとう | 作成日時：2020年12月28日 13時
