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あれから一通りイ・シウについてのツイートを見て、時計を見たら1時間も経ってしまったらしい。
だけどまだベッドから降りる気にはなれなくて、次に見たのは防弾少年団についてのツイート。
防弾少年団もトレンドになってたから気になっちゃう。
『 ふふ、感想ばっかり 』
さっきまで雰囲気の悪いツイートばかりだったのに次は良いツイートばっかり。
僕たちにとって嬉しくなることばかりツイートされてて心が暖かくなる。
イ・シウについてのツイートを見てたときの僕の気持ちとは大違い。
むしろ悪いところが浄化されてるんじゃないかって思う。
『 かっこよかった、泣いた、もっと好きになった、ふふ 』
嬉しいなあ。
僕の大好きなメンバーたちがたくさん褒められててすごく嬉しい。
それに僕のことまで褒めてくれてて、なんだか泣きそうになってきた。
あんなに性格の悪いことばかりしてたコンサートなのに褒めてくれるARMYは優しい。
「 何笑ってんの！ 」
『 …いつからいたんですか、ジンヒョン 』
「 ヤー、なんだその顔は 」
部屋の入り口にはジンヒョンが壁に寄りかかって立っていて仕方なく体を起こす。
ジンヒョンはしっかり着替えて寝癖も治してあって、僕とは大違いだ。
「 ご飯食べないの？ 」
『 食欲なくて 』
「 そんなんだから倒れるんだぞ！ほら、ヒョンもまだ食べてないから一緒に食べよう 」
疲れすぎて食欲がないのは本当。
でも今メンバーに会うのは気まづくて部屋から出れてなかったのもある。
そんな僕を引っ張ってベッドから降ろしてくるジンヒョンは弟の気持ちを無視するみたい。
『 わかった、わかりましたから、 』
「 もう目も真っ赤にしちゃって 」
『 …うるさいですよ 』
ベッドから降りても僕を引っ張り続けるジンヒョン。
余計な一言を言って特徴的な笑い声を出して僕と一緒にリビングに行く。
誰かいるかと思ったけどリビングには誰もいなくて安心する。
「 みんなでご飯食べるのは夜 」
『 僕は何も言ってません 』
「 ヒョンにはお見通しなんだよ！ 」
そんなことを言いながら僕の向かいに座るジンヒョン。
テーブルに並んでるご飯はデリバリーじゃなくて、ヒョンが作ってくれたみたい。
ヒョンだって疲れてるはずなのに休まなくていいのかよ。
「 はい、いただきます 」
『 …いただきます 』
Twitterを見るのはまたあとで。
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ごとう(プロフ) - ルイさん» 嬉しいです、ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年12月29日 20時) (
レス) id: 4c30095d64 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年12月29日 18時) (レス) id: 179b11701f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごとう | 作成日時：2020年12月28日 13時
