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それからずっとダンスの練習、歌の練習、他の仕事、とずいぶん忙しかった。
でもそれでも倒れることはなくて、自分の体調管理もしっかりできたことに安心した。
メンバーも全員倒れることも体調を崩すことも怪我をすることもなかった。
そしてコンサートは遂に明日。
「 いや〜、リハでも大変だったのに明日はもっと大変だな 」
「 でも楽しいですよね 」
「 それは分かる 」
宿舎のリビングにみんなが集まって明日のことを話す。
ハードな曲ばかりやるから確かに大変だけどその分すごく楽しいんだ。
「 そういえばAは誰呼んだの？ 」
『 両親とイ・シウです 』
「 …それもしかして 」
『 モデルのですよ 』
「 え、なんで？？ 」
みんな僕が呼んだ人を聞いて目を丸くして驚く。
両親はいつも呼んでるから驚いてるのはそこじゃない。
きっとイ・シウを呼んだことだ。
「 あんな酷いこと言われたんだぞ 」
「 ヒョンちょっと馬鹿なんじゃないですか 」
「 なんでわざわざ、 」
『 いや、だって僕のいい所は顔と身長だけじゃないって言いたくて 』
" ダンスも歌も1番じゃない " なんて言われて心が折れて防弾少年団を抜けようと思ったのは確かだ。
それでみんなに迷惑もかけた。
でもだんだん悔しくなってきて、僕はダンスも歌も上手いんだって言いたくなった。
「 う"っ、Aが成長した… 」
「 あんなにメンタル弱かったAが… 」
『 酷いですよ 』
そんなことを言うけど自分でも変わったって思う。
前までの僕だったら絶対にあいつを呼ぶことはなかった。
実際今まで、何か言われるんじゃないかって怖いから呼ばなかった。
「 見返してやろうな 」
「 関係者席にいるんでしょ？
僕いっぱいサービスしちゃおうかな 」
「 なにそれジミナ、僕もやる 」
『 やめてください 』
おかしな理由で盛り上がってるクオズのふたり。
でも今回の件でだいぶ助けてもらったから感謝してる。
それでもコンサートであいつにサービスするのは僕だけでいい。
『 僕がたっぷりサービスするのでなにもしなくていいですよ 』
他のみんなまでサービスしだしたら気絶しちゃうかもしれないからね。
みんなはARMYだけ見てればいい。
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ごとう(プロフ) - ルイさん» 嬉しいです、ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年12月29日 20時) (
レス) id: 4c30095d64 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年12月29日 18時) (レス) id: 179b11701f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごとう | 作成日時：2020年12月28日 13時
