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ユンギヒョンが僕のマネージャーに連絡しに行ってからどれくらいだっただろう。
誰ひとり声を出さないし動かない。
長い時間この状態な気がするのに、時計を見るたび5分くらいしかたってない。
「 戻りました 」
「 …やー、シュガ、どうだった？ 」
ユンギヒョンが戻ってきて肩がびく、と上がった。
僕を抱きしめてるジョングガにはバレてる。
ユンギヒョンはさっきまでいたところに座って、僕を見てくる。
『 …なんですか 』
「 いや、なんでもない 」
「 早く言ってください
Aのマネージャーはなんて？ 」
なかなか話ださないユンギヒョンにナムジュニヒョンは急かすように言う。
僕としては言ってくれない方が嬉しいのに。
「 イ・シウってモデル知ってます？ 」
「 あー、最近テレビでよく見ます 」
「 この間もなんかの雑誌でAと一緒に写ってたよね 」
言ってほしくない僕の気持ちに気づいているはずなのにどんどん話していくユンギヒョン。
しかもしっかり名前までだして。
話しかけてきたモデルはイ・シウというらしい。
僕は興味なかったしあの人に何度もああいうことを言われているから名前なんて覚えてなかった。
「 マネージャーもよく覚えてないらしいんですけど
" アイドルもモデルもやってるから疲れるんだ " だそうです 」
「 …はぁ？ 」
「 あとはさっきAが言ってたことがほとんど 」
「 身長と顔しか取り柄がないって言ってたやつ？ 」
「 そうです 」
よく覚えてないなんて言ったらしいけどちゃんと覚えてるじゃないか。
僕を置いてユンギヒョンたちはずっと話してるからもう俯くしかできない。
「 防弾少年団にいちゃだめとも言われたんですか 」
「 いや、" はやく抜けちゃえば？" って 」
「 …ヒョン、あとは何言われたの 」
「 A…？ 」
シウから言われた言葉を思い出して、頭の中で何度も繰り返される。
ジョングガに質問されてもホソギヒョンに名前を呼ばれても話せない。
「 " ダンスも歌も1番じゃないのに " だっけ？ 」
『 そんなこと言われてません 』
「 " 身長と顔は1番だからモデルの方が向いてる " 」
『 っ、ひょん 』
「 " ファンに冷たい、対応に甘えてる " だったっけ 」
僕がユンギヒョンの言葉を遮っても関係なしに話し続ける。
もう全部言われてしまった。
みんなこんな僕のことどう思ってるんだろう。
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ごとう(プロフ) - ルイさん» 嬉しいです、ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年12月29日 20時) (
レス) id: 4c30095d64 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2020年12月29日 18時) (レス) id: 179b11701f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごとう | 作成日時：2020年12月28日 13時
