知らないフリ ページ1
潤サイド
仕事を終えて、病室に向かうとリーダーとニノがいた。何してるんだろう？そう思って声をかけようとしたら、
和也「大野さんは1人じゃないから。俺らがいるから。」
智「…ん。ありがと。」
あ、これは何かがあったんだ。そう思ったけど、彼らのことだから、聞いても教えてくれない。なら
潤「リーダー！ニノ！」
和也「潤くん！仕事、終わったんですか？」
潤「終わったよ！何してるの？入らないの？」
智「今から入ろうとしてたところだよ。」
潤「そうなんだ。」
何も知らないフリをした。そうしないと、何かが崩そうな気がして、怖かったから。それはただ逃げてただけなんだと気づいた時にはもう、遅かったんだ。
潤「翔くん！」
病室のドアを開けて、声を掛けると、翔くんが笑顔でこっちを向く。その笑顔は、翔くんの笑顔だった。
翔「お疲れ！松潤。…あ！ニノと兄さんも！お疲れ！」
和也「遅くなってすいません。」
翔「ううん。全然！」
智「…あれ？相葉ちゃんは？」
翔「今飲み物買いに行ってくれてる。」
潤「そっか。…あ、そうだ！これ翔くんに…」
雅紀「あー！！みんな来てたんだ！」
いいところで！いつもこいつは！！
翔「ありがと。雅紀。それで？どうしたの松潤。」
潤「これ、喜ぶかなって…」
翔「チーズケーキ！！ありがとう！！やった！」
…かわいい。いつぶりだろう。翔くんがこんな無邪気に笑ってる姿を見るのは。
潤「どういたしまして。」
翔「食べていい？」
潤「いいよ。」
嬉しかった。でも、俺たちは翔くんに気を配り過ぎて、見えてなかったんだ。あんなに近くにいたのに。違和感は感じてたのに。気づいてあげられなかった。ごめん。リーダー。本当にごめん。
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アイス(プロフ) - 紗菜さん» お返事遅くなってすいません！感想ありがとございます！これからも頑張ります！ (2020年9月18日 0時) (
レス) id: cafc8248aa (このIDを非表示/違反報告)
紗菜 - 更新待ってます！頑張ってください！ (2020年3月29日 20時) (レス) id: 2f4d1519c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華嵐 | 作成日時：2019年9月17日 20時
