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ページ21

太宰さんが腕を緩めたスキに、私サッと拘束から逃れる。









頭の中に思い描く一つの陣。








異能力を使うのは本当に久しぶりな気がする____?









「Aッ!逃さねエッ!」





中也さんが私めがけて飛んでくる。







「私は誰にも捕まらない。私は私のすべきことを成す!」









紙一重でそれを交わすと、地面に手を掲げた。









「異能力_____【完全犯罪(リヴァイバル)】!!!」









体がぼんやりと霞んでいく。

 






「瞬間移動!?させねぇよ!お前を捕まえるために俺はッ!!!」





「待ってA!気が早いわ!ギルドに__!」






太宰さんも私に何も言わずに手を伸ばす。









そして、あと数センチで私の体に触れそうなところで__





私は姿をくらませた。









どこへ行くか、頭でもわかっていないまま、とにかく記憶を探しに!!!!



















「何!?Aが記憶探しの旅に!?」





ポートマフィアの一室で森鴎外は声を上げた。





中原中也は、事を細かく説明し終えると目を伏せた。








「まさか、こんなに早く彼女が動くだなんて」








「Aは完全に記憶を取り戻すつもりです。首領、どうしましょうか」









「______`やっとあの黒銃(ブラッド)から開放してあげたというのに。うまく逃げてしまうお姫様だなぁ、全く。」









森鴎外の目が鋭くなる。









「あの太宰くんには手を出させないよ。彼女は僕のものだ。絶対に記憶を取り戻させはしない。









あの子の能力も、あの子自身も。









必ず手に入れてみせる。」







グラスに入っていた氷が、カラン、と音を零した。









・→←【記憶】



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抹茶パフェ(プロフ) - 赤月セレンさん» 楽しみに待っていてください笑笑笑 (2018年2月19日 21時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)
赤月セレン(プロフ) - 抹茶パフェさん» わあああありがとうございます…!!楽しみにしてますね(´˘`*) (2018年2月19日 20時) (レス) id: f86cb701a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶パフェ(プロフ) - 赤月セレンさん» 了解です笑近々入れていきたいと思います笑笑笑 (2018年2月19日 17時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)
赤月セレン(プロフ) - 抹茶パフェさん» 抹茶パフェさんにもこれからの展開があるから、無理にとは言いませんが…新双黒との絡みが欲しいです!難しいようでしたらもう全然無視して構いませんので!!m(_ _)m (2018年2月18日 23時) (レス) id: f86cb701a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶パフェ(プロフ) - 赤月セレンさん» ありがとうございます!!!頑張ります!!リクエストとかあったらぜひどうぞ!(笑) (2018年2月18日 17時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶パフェ | 作成日時:2017年1月5日 15時

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