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【争い】 ページ17

彼女の言葉で、太宰さんとの会話を思い出す。








「記憶が消されている?そんなことないわ、私は普通よ」









「貴方が覚えている記憶というものは、他人によって偽造されたものよぉ?」







ルーシーは恍惚とした目で私を見つめる。







「私ね、本当にアナタのこと大好きなのよ。心からお友達になってもらいたいぐらいだわ」









「私、記憶が偽造されている?何を言っているのよ。あなたは何者なの?私は何なのよ、才能って、何よ!、何なのよ‥」









私が、のけものにされているかのようだった。







悪夢が少し蘇る。




私を捉えて離さない光は、今もなお輝きを増しているようで。








逃れられない? 助けられない?





こんな異能力さえなければ?私は普通でいられた?








普通とは何。みんなの言う、普通とは何。







「あなたは情報屋でしょう?貴方の記憶の中では」






訳がわからない。









「私はルーシー。貴方と昔戦った、敵の存在よ。」







ルーシーという人物、彼女とは昔何かで争った?







「あなたは天才少女。異才の持ち主。誰も覆せぬ力を持つ、夢のような存在。」









「私が、夢のような存在?」






ルーシーはナイフをしまうと、私をきつく抱きしめた。









「いい加減目を冷まして。あなたは私達にとってなくてはならない存在なの。ポートマフィアや、武装探偵社の言いなりになんてならないで」









耳素で弱く語られる彼女の言葉に、危うく飲まれそうになる。








「三角関係に苦しめられてはいけないわ、あなたは私達ギルドの仲間なのだから」









「ギルドの、仲間、?」







「そうよお。ギルドよ、ギルド。あなたはポートマフィアの手駒だったのよ」









彼女がそういったときだった。






私の真横に、何かが刺さった。







「私のAを、返してもらおうか」








つい先程聞いた声。

今はとても鋭く、ルーシーを射抜くような声色で。









ルーシー私から離れて後ろを振り向く。









「あらぁ、武装探偵社の太宰さんじゃない」









目の光がない、彼がそこには立っていた。

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抹茶パフェ(プロフ) - 赤月セレンさん» 楽しみに待っていてください笑笑笑 (2018年2月19日 21時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)
赤月セレン(プロフ) - 抹茶パフェさん» わあああありがとうございます…!!楽しみにしてますね(´˘`*) (2018年2月19日 20時) (レス) id: f86cb701a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶パフェ(プロフ) - 赤月セレンさん» 了解です笑近々入れていきたいと思います笑笑笑 (2018年2月19日 17時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)
赤月セレン(プロフ) - 抹茶パフェさん» 抹茶パフェさんにもこれからの展開があるから、無理にとは言いませんが…新双黒との絡みが欲しいです!難しいようでしたらもう全然無視して構いませんので!!m(_ _)m (2018年2月18日 23時) (レス) id: f86cb701a2 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶パフェ(プロフ) - 赤月セレンさん» ありがとうございます!!!頑張ります!!リクエストとかあったらぜひどうぞ!(笑) (2018年2月18日 17時) (レス) id: cf48d4b976 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:抹茶パフェ | 作成日時:2017年1月5日 15時

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