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キ｢...あ、ワンコ｣
｢...キリさん！｣
交差点の横断歩道で偶然キリさんと合流した。
キ｢お前いつもこっから通ってんの？｣
｢そうですけど？キリさんこそいつもここからでしたっけ？｣
キ｢俺は近道｣
｢へぇ〜｣
近道ならいつもここ通って行けばいいのに
ってなんちゃって(*´ω｀
キ｢お前の沈黙気色が悪いぞ｣
｢はぁ！？｣
キ｢...あ、そうだ。昨日の件なんだけど｣
｢...あ、はい。｣
キ｢ヤナさんほんとにそんなことしてんの？｣
｢ほんとです！1週間に...えー...っと、4回は来てます。｣
キ｢...まじか｣
｢...だから...あんまりヤナさんと関わりたくないっていうか...｣
キ｢...へぇ｣
｢へぇって他人事みたいに...(´･З･`)｣
キ｢だからっ、俺がどうにかするって言ってんだろ！｣
｢...ありがとーございます...｣
〜警視庁〜
キ｢おはようございま〜す｣
ボ｢おぉ、キリ、ワンコ。｣
デ｢カップルで出社ねぇ〜｣
キ｢うるせーよ｣
ヤ｢おいワンコォ｣
｢なんですかヤナさん。｣
ヤ｢お前、まだMY SWEET HONEYと付き合わせてくんねぇのか...お？｣
キ｢...ヤナさん！｣
ヤ｢なんだキリィ｣
キ｢俺昨日ワンコから聞きましたよ！ストーカー行為はさすがにダメです。｣
ヤ｢...ワンコォ...｣
｢ヤナさん、最近おかしいです！...夜中に人の家のシャッターバンバンやったり...チャイムを連打したり...私の家族、迷惑してるんです！やめてください...｣
キ｢...俺もそう思います、最近のヤナさん、おかしいですよ！｣
ヤ｢...うるせぇよ！｣
｢...何逆ギレしてるんですか...｣
キ｢ほんとですよ。｣
ヤ｢リア充になったばっかなのに何彼氏面してんだよ！｣
キ｢...はい？｣
｢そんなこと、どうだっていいんです。｣
キ｢ｴ､ﾄﾞｳﾀﾞｯﾃｲｲ?｣
｢私は、ヤナさんにストーカー行為をやめてほしいだけです！｣
ボ｢...なんだヤナ、水臭いな。｣
ヤ｢...ん？｣
ボ｢ワンコが好きならキリが告白する前に想いを伝えとけばよかったのに。｣
ヤ｢違いますぅ！｣
キ｢え...ヤナさんあんなに応援してくれてたのに...｣
ヤ｢だから違うっつってんだろぉ｣
｢ボス変な勘違いしないで下さい！｣
ボ｢あぁ、すまんな｣
｢とにかく、ことみには何回もヤナさんの想いを伝えてます！でも...コマさんがワイルドだからコマさんがいいって言ってるんです...しょうがないじゃないですか！｣
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作者名：ラッキーガール | 作成日時：2018年8月23日 21時
