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六話 ページ7

あの稽古を毎日毎日繰り返していたら、あっという間に月日が流れた。

俺は10歳になった。
 


師範から大事な話があると言われ、あのちゃぶ台がある部屋に通された。

そういえば、ここに来たときもこんなことがあったな


「師範。大事な話とは…?」

「あぁ、すまない。…これから話すことは…お前にとって残酷なことだ。心して聞きなさい」

「はい。」

残酷…まさか捨てられるとかではないよな?


「……お前の母親は









もう生きていない。」


………………………???

どういうことだ?生きていない?

本当だとしても、何故この人が知ってるんだ?

「え、それって」


「…まだ弟は生きているかもしれないが、母親は間違いなく鬼に喰われた。お前が逃げて来た日に。」


「え、…なん…で」


教祖様がいるはずだ。あの方が鬼から守ってくれるはず…

「…そして、お前が言っている『教祖様』は、









鬼だ。お前の母親は鬼に喰われた。」







「あ、あ、ああああぁあ」

嘘だ 嘘だ

約束したんだ

また皆で双六するって

また会うって






あの日約束したんだ


「…彩葉。仇を取れ。お前なら彼奴を殺せる」

「…はい。…一つ、質問させてください。」

せめてっ…せめて…


「弟は生きている可能性があるんですか?」

「あぁ。お前の母親は賢い。弟も逃がしているだろう。」

「ありがとうございます」



絶対に頸をとってやる…

弟も…見つけるんだ。

「絶対に俺が仇を取ります」


待っててくれ俺の…弟、



……………?あれ、名前が出てこない






まずい 記憶喪失か どうしても思い出すことができない 俺は馬鹿だな


今日は

色々なことが起こりすぎだ




「…彩葉。もう今日は寝ていい。稽古はまた明日から再開しなさい。」

「…はい。」



 









次の日から呼吸の稽古が始まった。

このくらい、なんてことない。

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どうも。水瓶です。すみません結構ごっちゃになったのでまとめます。

・彩葉は10歳になり、真実を知った。

・そのショックにより一部記憶喪失になった。

・仇を取ると誓った

・呼吸の稽古は、全集中常中が出来るようになってから、風の呼吸に移ります。しかし、彩葉は風の呼吸を上手く使えません。ので、師範はあることを計画しています。

ここまで読んでいただきますありがとうございます!

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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実弥Love - ドハマリしました!実弥推しなので嬉しいです。更新楽しみです。 (2021年2月28日 13時) (レス) id: ac6a18bc22 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 単刀直入に言います。ハマりました!!とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2021年2月13日 22時) (レス) id: 9887203006 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水瓶 | 作成日時:2021年1月2日 10時

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