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三十三話 ページ34

俺は意識が朦朧とした中で

「き、キャーーーー!!!後藤さーーーーーーん!!」

という声を聞き、それがトドメとなり意識を手放した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あちゃ〜〜…倒れたか〜」

ん?ども、隠の後藤です

たった今後輩(男)の悲鳴を聞き、ここにやって来ました。

うつ伏せになって倒れてるから、全然顔見えない。

……いや、下心とかじゃねーから。

どの隊士かを判別しなきゃいけないから!

と、報告用の鎹烏(←あるのかな?)が俺の肩に停まった。

「カァァァァ!!藤堂彩葉、下弦ノ参撃破ァ、撃破ァァァァァ!!コレニヨリ、甲二昇格ゥゥゥ!!」

「はいはい、ありがと。お館様の所報告言ってね」

この人藤堂彩葉さんていうのね

…え?今下弦の参撃破って言わなかった???

ヤバくない?え、ちょっと待って?

俺は彼女の手をとり、こう言った

「階級を示せ」

すると、彼女の手の甲に、「甲」と浮かんだ。

あ〜〜〜ら。もうこの子柱なるんじゃない??

あら?一人で倒したの???

強。

すげえなあ…

つか手やわらか…

いや下心ねーからな!?!?

とりあえず、顔見るか

「よっ…軽…」

食べてる??????ねえ、食べてる????

って、

「うわ…めっちゃ美形…」

いやマジで美形なの。

下手すりゃ花魁よりも美人。

肌バカ白いし。

目多分ぱっちりしてる。

睫毛長い。

やだこの子絶世の美女じゃないの。

てか脚と腕ほっそ。

これ絶対そこら辺の男が見たら惚れるでしょこれ。

…いや、下心ねーかr(割愛)

とりあえず

「もしもーし。大丈夫すかー」

「…ん…?」

「あ、無理しないでくださーい。俺隠の後藤です。これから藤の家紋の家いきますねー」

「あ、あぁ…頼む…」

聞いた??かんわい…

ちょっと開いたおめめ。若草色だぁ

薄く開いた形の良い唇から発せられた少し低めだがかわいらしい声。

しかしその口調は男らしい…まさにあれだ。
ぎゃっぷもえってやつ。

「よっと…やっぱ軽…」

ん?何したかって??姫抱き。

何?普通はおんぶ?うるせーだまれ。

つか、めがっっっさ良い匂いする。

あの…キンモクセイのような…濃厚なのにさっぱりした感じの良い香り…

もうダメだ。俺この子の事好き。

「…」キョロキョロ…





ちょっとくらい触ってもいいよな…





ぷにっ



「…っやわらけ…」

ほっぺぷにぷにだ…

唇触りたい…

…いいよな?俺普段頑張ってるもんな?

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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実弥Love - ドハマリしました!実弥推しなので嬉しいです。更新楽しみです。 (2021年2月28日 13時) (レス) id: ac6a18bc22 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 単刀直入に言います。ハマりました!!とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2021年2月13日 22時) (レス) id: 9887203006 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水瓶 | 作成日時:2021年1月2日 10時

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