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二十話 ページ21

スンッ

!!!!

これか。これが師範の言っていた…



隙の糸!!!!





【花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬】



「がっ!!」

俺はコイツの腕を斬り、頸に刀を当てた


が。



キンッ

硬い!!

「実弥っ!!頼む!!」

「ッ!!」
 

【風の呼吸 参ノ型 晴嵐風樹】


実弥の手助けにより、刀が押し込まれ…

ズッ









ゴトン



「ああああああああ!!頸!頸がああああああああ!!


クソ!!!クソおおおお!!生まれ、死んでいくただの弱え奴らを!!俺が利用してやったというのに!!!なんなんだよォォォォォ!!!俺は正しい!!正しいんだよォォォォ!!!」

スパッ


「人間の命はお前らとは違う。清く生きている者へ危害を加え、罵倒するならお前はただの悪鬼だ。」


慈悲をかける部分もあるかもと期待した俺が馬鹿だった。

「彩葉ッ!!」

「!実弥。ありがとうなぁ!!

俺お前がいなかったら終わってたかもしれない!!」

「そォかよ。…お前はムリしすぎなんだよォ」

「そうか?」

「あァ。」








それから七日間、俺達はこの山の鬼を殲滅するつもりで駆け回っていた。

そしたら

本当に殲滅してしまった。

え??嘘だろ?

実弥頑張りすぎじゃないか?(5対5で彩葉もやってる)


俺達は開始時の場所へ行った。


人は大分減ってしまった。

見た所俺達を含め十九人ぐらい。

あれ?全員の顔見たことあるぞ??

「アイツら俺らが助けてやった奴らじゃねェか」

ああ、なるほど。

もっと助けてあければよかったなあ……



あの黒髪の子と白髪の子がいた。

「お帰りなさいませ」

「おめでとうございます

ご無事で何よりです」

その子たちはそう告げた

なんだろう

この子達は独特の雰囲気を纏っている

何か植物の妖精のような…

「まずは隊服を支給させていただきます

体の寸法を測り、その後は階級を刻ませていただきます」

「階級は十段階ございます

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸。

今現在皆様は一番下の癸でございます」

? ? ?

とりあえず甲が一番上って事は分かった。

「彩葉、大丈夫かァ?」ボソッ

「…あ、ああ。大丈夫だ。何も問題ない。」ボソッ

「大丈夫だァ。後で教えてやるからなァ」ボソッ

「う…」

「そして本日中に玉鋼を選んでいただき、刀が出来上がるまで十日から十五日となります。」

「さらに今からは鎹鴉をつけさせていただきます」パンパン

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 原作沿い   
作品ジャンル:恋愛
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実弥Love - ドハマリしました!実弥推しなので嬉しいです。更新楽しみです。 (2021年2月28日 13時) (レス) id: ac6a18bc22 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 単刀直入に言います。ハマりました!!とっても面白かったです!更新頑張ってください! (2021年2月13日 22時) (レス) id: 9887203006 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水瓶 | 作成日時:2021年1月2日 10時

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