28*.透明カレイドスコープ knsyp【2】 ページ37
knside
『あ……コネシマさんだ…。』
聞こえた声はショッピくんのそれだった。
…が、ショッピくんは俺を見かけてもあんなことは言わないから、つまり……。
…このまま、ちょっと心の声を覗かせてもらおう。
『……声、かけたほうがええかな…。でもいつもコネシマさんからだし…。何より緊張する……。』
めっちゃ葛藤してるな…というか緊張て……。
と、恋人の思わぬ本音ににまにましていると。
『…まあでも……たまには俺から行くべきかな…。』
「……コネシマさん、おはようございます。」
「……っ、おうショッピくん、おはよう！！」
なんとかにやつき抑えられたか…？
でも挨拶までの背景知ってると可愛くて仕方ない…！
「相変わらずやかましいですね。もう少し静かに出来ないんですか？」
『……今日も綺麗な顔してはるな…。直視できない…。』
目を逸らしながら口では毒づくショッピくん。
目が合わん理由めっちゃ可愛ええやん！
「……っ、いや、普通やろ…！」
あかんわにやにやが収まらへん。
そんな俺の姿は何も知らないショッピくんの目にはものすごく奇妙に映ってるだろう。
「……？何にやにやしてんです？気持ち悪……。」
『……？今日なんか機嫌ええな…。なんかあったんやろか…。すぐ顔に出るなぁほんま…可愛えわ……。』
可愛い！？
おいその言葉お前にそっくりそのままラッピングしてお返しするわ！！
冷たいこと言いながらこんなこと思ってたなんて…！！
「…っい、いや……！なんでもないで…！」
にやつく口元に手を当てて精一杯隠そうとはするけど隠しきれず、ショッピくんは思い切り怪訝そうな顔をして。
「何なんほんま…。ついにイカレました？」
『はぁ…また俺可愛げ無いこと言うてる……。こんなんじゃいつか愛想尽かされるんじゃ…。』
「……！それだけは絶対にない！！…あ。」
心の方から聞こえる声があまりにも不安そうで、つい反応してしまった。
その後でしまった、と思うけどもう遅くて。
『それだけは絶対にない……？何が…？イカれてないって意味か……？いやでもおかしいよな……。……いや…まさか……』
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るある。 - ラッピングしてお返しするところ、、、尊い‼️ (2023年5月12日 1時) (
レス) @page37 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
るある。 - 最高です(・・)ﾏｶﾞｵ (2023年5月12日 1時) (レス) @page33 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
レマ - ありがとうございます 尊いです (2023年4月16日 16時) (レス) @page34 id: a92f5b28bf (このIDを非表示/違反報告)
Labo(プロフ) - 電球ソーダさん» 返信、遅れてしまってすみません！尊いは最大の褒め言葉です…！ありがとうございます…！！ (2022年5月24日 5時) (レス) id: 34b51c2cbe (このIDを非表示/違反報告)
電球ソーダ - 尊い (2021年7月3日 3時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Labo | 作成日時：2020年4月21日 10時
