20.どくたーほーるど！ tnsha【2】 ページ10
tnside
「えーと……うん？」
1/3。何の数字だろうか。
以前に比べて減った会う回数の割合？
いや1/3も減ってないやろ俺が耐えられへんわ。
じゃあ何や…？
「あのな、テレビかなんかでやってたん。ぎゅーってすると、ストレスが1/3減るんやって！」
……え、それでいきなり抱きしめに来てくれたん？
何なんその神サービス。
1/3どころの話ちゃうでこれ。
と荒ぶる内心を諌めつつ、とりあえず頭を撫でてやる。
「えー…俺、そんなにストレス溜まってるように見えたん？」
するとシャオロンはんー、と少し考える素振りをして。
「まぁそれもあるけど、トントンいっつも俺らのために頑張ってくれてるし、俺に出来ること何かなーって考えてたらそれ知ったから。」
そう言ってんふふ、と照れたようにはにかむシャオロン。
えーマジで？俺の彼女天使すぎん？
てかよく見たら顔とかも真っ赤やしいつもこんなことせえへんのに頑張ってくれてるん？
献身的やわぁかわよ……。
「ありがとうなぁシャオさん。めっちゃ嬉しいわぁ。」
するとシャオロンは自信ありげににぱっ、と笑って。
「1/3はぎゅーってして残りの2/3は俺が持ってって、トントンのストレスなんかゼロにしてやんよ！」
その笑顔と天使すぎる発言を受けて、俺のHPメーターがプラスの方に振り切れるのを感じた。
これむしろヒールのしすぎでオーバーキルやろ。
どっちにせよ死ぬやんさようなら。
なんて心の中で軽口なんか叩きながら、心臓がきゅん、なんてかわいいものではなくぎゅんっ、とどう考えてもおかしい高鳴り方をしているのを感じる。
やっぱこれ死ぬな。
「はー…それは頼もしいなぁ。ほんまやわぁ、ストレスなんかなくなってまうみたいやわ……もう全快よ。」
するとシャオロンは嬉しそうに顔を綻ばせ、もう一度ぎゅっ、と強く強く俺のことを抱きしめて。
「当たり前やん！だって俺がやってるんやから！」
「いやほんまに。間違いないわ。シャオロンがおってくれたらそれだけでストレスなんかあらへんわ。」
そう言ってやると耳元でシャオロンがくすぐったそうに笑う声が聞こえた。
「んふ、しゃあないから俺がずぅっとそばにいて癒したるやん。」
「はぁ何それかわよ。じゃあこれからもずっとお願いするわ。」
そう言ってシャオロンの頬に小さくキスをすると、一瞬驚いたような表情をした後幸せそうに笑って。
「おう！任せとけ！」
その笑顔を見て、最高の専属医を持ったな、なんて思った。
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るある。 - ラッピングしてお返しするところ、、、尊い‼️ (5月12日 1時) (
レス) @page37 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
るある。 - 最高です(・・)ﾏｶﾞｵ (5月12日 1時) (レス) @page33 id: daaa2cbdca (このIDを非表示/違反報告)
レマ - ありがとうございます 尊いです (2023年4月16日 16時) (レス) @page34 id: a92f5b28bf (このIDを非表示/違反報告)
Labo(プロフ) - 電球ソーダさん» 返信、遅れてしまってすみません！尊いは最大の褒め言葉です…！ありがとうございます…！！ (2022年5月24日 5時) (レス) id: 34b51c2cbe (このIDを非表示/違反報告)
電球ソーダ - 尊い (2021年7月3日 3時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Labo | 作成日時：2020年4月21日 10時
