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そこにいたのは、




A「ひだか………と、亜美、ちゃん?」






もう荷物なんて頭になくて、ただその光景から逃げ出したくて、走って走って走りまくって。



気づいたら家の前にいて。









A「あぁ、荷物置いてきちゃった。」



スマホも財布も全部入ってるのにななんて。









.







優奈「ちょっとA!昨日めっちゃ電話したのに、なんででないのよ!……A?」



A「あ、優奈。ごめんね。昨日学校に全部置いて帰っちゃってさ。あはは。」



優奈「ねぇ、聞いていいのかわかんないけど、昨日……どうだったの?何かあったの?」



A「いやさ?ほんとに笑っちゃうよね、あんだけ舞いあがってた自分をほんと殴りたいわー(笑)」



優奈「A?」



A「あいつねー、亜美ちゃんと付き合うらしいよ?」



優奈「は?なにいって……」









女「ひだかくんって亜美ちゃんと付き合ったんでしょ?」


女「みたいねー?まぁ、亜美ちゃんならお似合い!って感じ!」









優奈「まじ、なの?」



A「まじでしょー。だってあの2人昨日、、キスしてたし。」








ガラガラ



女「わぁー!ひだかくん、おはよー!」


浮所「あ、おはよ。」


女「きいたよー?亜美ちゃんと付き合い始めたんでしょー?」


浮所「え、あ、あぁ。」


女「長続き、するといいね!」


「誰か探してるの?」









バチッ



浮所「あっ……」









目が合ったけど、もう知らない。







待たせたうえに、キスまで見せられた、



私の気持ち、あんたにはわからないよね。







長続き、するといいですね。





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作者名:きゅうりの浅漬け | 作成日時:2018年4月19日 20時

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