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優奈「ちょっと、A!大丈夫だったの?あんた」



A「え?あ、捻挫してるかもって」



優奈「大丈夫かよ、じゃあ今日の体育は見学?」



A「そうした方がいいんじゃないかって言われたー」



優奈「先生に?」



A「ううんー、那須くんにー」



優奈「へぇー、那須くんにねー、、、、はぁ?!」



A「へ?あ、あたし今なんか変な事言ってた?」



優奈「那須くんに手当してもらったの?あの、那須くんに?」



A「あ、」









やばい、那須くんのこと考えるとぼーっとしちゃって、無意識に……








優奈「ちょっと。何顔赤くしちゃってんのよ、人が心配してる最中に君は恋心なんかいだいちゃって。心配して損したわ」



A「こ、こ、こ、恋じゃないよ!」



優奈「まぁいいんじゃない?新しい恋して、あいつへの気持ちなんて上書きしちゃいなよ〜♡」



A「だ、だから、…」









それからというもの、







キャー!!




那須「おはよ〜、おはよ〜、、、あ!Aちゃんおはよ!」



A「お、おはよ!」









A「(いや、数学とか急にむずくね?え?)」



那須「ククッ」



A「ん?」



那須「いや、顔がすごい険しいけど大丈夫?(笑)」



A「あ!いや!」





先生「佐藤ー、うるさいぞー」



A「あ、すいません。」









なんて感じで、那須くんとの距離もいい感じに近づいてきたのかな?なんて思ってます。









優奈「Aさー、那須くんのこと好きでしょ?那須くんって彼女いるのかね?」



A「あ!たしかに。いそうだなー、、、。」






優奈「A、なんか変わったね。」



A「え?そ、そう?」



優奈「うん。なんか今までは恋に奥手と言いますか、期待なんかしちゃダメだって感じだったけど、今は自分の気持ちに素直に動けてる気がするよ。」



A「そう、かもね(笑)」









那須くんへの気持ちに素直になることで、



私は浮所くんのことを少しずつではあるけど忘れていっているなって感じていた。




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作者名:きゅうりの浅漬け | 作成日時:2018年4月19日 20時

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