イカしたマスクをした魔導師の幼馴染は最強最悪の...男？女？2

第六十話 ページ15

Aはゾラに向かって指を差す、そして自分のか魔導書を開いた。

貴方？『歌攻撃魔法"サウンドバレット"！』

Aの指先から黒い音符がまるで弾丸のように連続で発射される。

ゾラ「なっ...！？クソッ！おいクソチビ！」

アスタ「おうよ！ぶった切ってやらぁ！！」

アスタが音符で出来た弾丸を切ろうとゾラの前に出た。しかし...

貴方？『ん〜♪残念だけど"表の私"と違って"裏の僕"の攻撃は狙った対象にしか当たらないんだ♪』

アスタ「っ！ザクス避けろ！！」

ゾラ「この至近距離で避けれるわけねぇだろ！？奥の手使うしかねぇよ！」

Aの音符の弾丸がアスタの剣を避け、ゾラに直撃した。

貴方『アハッ♪命中命中！...あれ？』

だが血などは一切出ない。直撃したゾラの身体には穴も空いておらず、ただゾラの身体中には魔方陣が浮き出てきた

ゾラ「クソッ...！まさかここで使う事になるなんてな...」

貴方？『...何ソレ？僕の攻撃全部君の身体に吸い込まれちゃったの？ならもう一発「されないっスよ！おらぁ！」うわっ！邪魔しないでよ！』

ゾラがAの攻撃を吸収した事により、Aがもう一度同じ魔法を使おうとした。だかアスタがそれを邪魔する

ゾラ「クソチビ！避けろよ！」

アスタ「へっ？オマエ何をしようと...」

ゾラ「いいから離れろ！A！避けんなよ！」

ゾラの身体の魔方陣が光る。そしてAの魔法を倍にして放出した

ゾラ「さっさと目ぇ覚ませ馬鹿A！」

ゾラから放出された音符の弾丸が、Aが放ったものよりも数倍の大きさでAに迫る

貴方？『うわぁ...！凄い凄い！僕の攻撃を返しちゃうだなんて！じゃあこれ使わせてもらうね！』

ゾラ「はっ！？オマエ何をっ...！？」

Aは自分に帰ってきた音符の弾丸を自分の前で止めた。そしてランギルスが飛んでいったGチームのクリスタルの方へ指を向ける

ゾラ「オマエまさか...！おい止めろ！流石に相手が死ぬぞ！」

貴方？『むー！君さっきから怒るし五月蝿いし...何なの！僕と何かあった？』

Aは自分の行動に一々言われている事が気にくわないらしい。Aは不機嫌そうな顔をゾラに近づける

ゾラ「うおっ！///近い近いっ！急に顔近づけんなよ！」

貴方？『ん〜...中々可愛い反応するねぇ...まっ！兎に角、君には止められないけどねっ！』

Aはゾラから少し離れランギルスの方へ指を向けた。

貴方？『３、２、１...バーン！』

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