イカしたマスクをした魔導師の幼馴染は最強最悪の...男？女？2

第八十六話 ページ41

ヤミ、ゾラ「「変態だろ」」

貴方『おまっ！？ゾラはともかくヤミまで...！？』

いや自分でも自覚する時はたまにならあるが、まさかこんなにはっきり言われるとは思ってもいなかった

貴方『っ〜！！なら具体的に言え！具体的に！私の何処が変態なのか！！』

ゾラ「人の苦しんでる所見てときめいてる所とか、あとオレに対して」

ヤミ「戦闘の時の事だけど相手を言葉責めしてる所、あとその他諸々」

貴方『...クソッ、否定できん』

真顔で淡々と語るヤミとゾラ、二人揃って的確に当ててくるから全く否定できない

貴方『というか！ゾラに対してはそこまで「耳へのキス、首舐め、あと...」分かったから！もう言わないでくれ！』

ゾラ「...まぁ別に嫌ではなかったけど(ﾎﾞｿｯ」

貴方『っ！！ゾラ今のもう一回！大きな声で！！』

ゾラ「あぁぁぁ！！///うるせぇ！！勝手に聞いてんじゃねぇよ！！」

貴方『自分で言ったのに理不尽！？私は耳が良いから仕方がないだろう！』

私とゾラが言い合いになっていると、ヤミが間に入ってきた

ヤミ「ところでオマエら、ちょいと話があるんだが...」

貴方『...何だ、そんなに真面目な顔して』

ヤミ「いーからいーから、ほらゾラもこっち来い。」

ゾラ「え？、あぁ...」

ヤミに呼ばれゾラがこちらに歩いてきた、そしてヤミは私達の肩を掴む

ヤミ「取り敢えず喜べオマエら。実は今日もう既にロイヤルナイツ試験の仮決定者が出てるらしくて、一応聞きに行ったんだわ。そしたらオマエらの名前が既にあった。合格おめでとう」

貴方『おぉ...あんなに好き勝手やったのに受かってたのか』

ゾラ「...大方、魔法帝が面白いからとか言って合格させた気がするな」

ゾラはともかく私は最後に暴走してたのに...ユリウスの奴、一体何が目的なんだ？

ヤミ「あとウチから他には、アスタ、ノエル、ラックが受かってた。これで五人だ」

貴方『(...マグナは落ちたのか、まぁいいか)』

ヤミ「ウチから五人も合格者が出たのはとても誇らしい、そこで！オマエ達に頼みたい事がある！」

ヤミは悪い笑みを浮かべながら私達の肩を叩く、何やら嫌な予感が...

ヤミ「オマエら、ロイヤルナイツ試験の最初にすみませ〜ん遅れました〜とか言って来たよな？」

貴方『...まぁ、そうだな？』

私はゾラの事をチラッと見る。丁度目が合い二人揃って面倒くさそうな顔をしていた

ゾラ「...ヤミのダンナが目立てって言ったんだけどな」

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