キセキという名の命

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涼太 side (request)


最近、亜嵐くんと龍友くんがすっごく


仲良くしてて僕1人になっちゃうことが増えた。



今日も2人だけで話してる。


この病室にいずらい。


ちょっと屋上にいこう。


ｶﾞﾗｶﾞﾗ


龍「ちょっ、涼太どこ行くの？」


そんな声が聞こえたけど無視して屋上に行った。


僕たちの病室は6階だから屋上までは近い。


しんどくならないようにゆっくり上がった。


ｷﾞｨｰｨｰ


少し重たいドアを開けて屋上に出た。


僕は青色のベンチに座った。


しばらくそこでぼーっとしてたら涙が出てきた。


前はよく3人で屋上に来てこのベンチに座って


いっぱい話していっぱい笑ってたのに。


そう考えると涙が止まらなくなっちゃった。


涼「ﾋｯｸﾋｯｸ ｸﾞｽｯ ﾋｯｸ ｸﾞｽｯ」


いつもだったら慰めてくれる2人がいなくて


いつも以上にないちゃった。


するとだんだん息がしずらくなって苦しく


なってきた。


涼「ｸﾞｽｯ ﾊｧｯ ﾊｧｯ ﾊｧｯ ﾊｧｯ」


ヤバい。


涼「ﾊｧｯ ﾊｧｯ たす ﾊｧｯ けて ﾊｧｯ」


そう言っても誰もきてくれない。


本当にもうヤバい。







龍友くん、亜嵐くん、先生、助けて


僕の意識はそこで途絶えた。

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