最期ならば。１０ ページ11
「あぁ、駄目だぁ…！」
痛そうに、苦しそうにもがいている。
それを見て、ゾッとした。
Aが、苦しんでる。
…やらなくちゃ。
烏間先生を見れば、視線は勿論Aで。
ホント、隙だらけ。
カ「せんせー、油断禁物」
ナイフが、胸に刺さっているよう。
カ「駄目だよ烏間せんせ。始まってるんだから。」
渚くんが暗殺するときのように優しく、悪戯心のある笑顔を見せた。
「カ、カルマ…」
Aもまた熱が戻ってきたのか、ナイフを振り回した。
意味ないのに。
…すると瞬間的に手が烏間先生にのびて…
ガシッ。
あ。
烏「おい！内丸！！」
Aはこれが正式なルールだ、と言うように足にしがみついていた。
何やってんだか。
…でも、まぁ。
これが、俺たちか。
カ「わぁー、Aナイスー」
満面の笑みで烏間先生に近づく。
胸にナイフを刺そうとすると烏間先生は逃げれないから手で止めていた。
…ナンジャコリャ。
Aは足にぷすぷす刺してるし。
烏「お前らなぁ…！」
すると烏間先生は怒ったのか襟掴んで持ち上げた。
「わー、離せー！」
カ「わぁ、力もちだねー」
俺も持ち上げるとか、さすが烏間先生だな。
烏「お前らなぁ…はぁ、しかし、俺にナイフを刺せたわけだから点は入れとく。ただし、もうするな。いいな？」
「はーい」
カ「またやりたーい」
「「おい。」」←
ーーーーーーーーーーーーーー
「へへへ、やったね、カルマ！」
カ「！うん、そうだね」
また、息ぴったりにハイタッチをする。
ラストがこれと言うのはふざけ過ぎたけど、楽しかったな。
渚「…いやいやいや…それハイタッチしたら駄目なやつ…」
そんな渚くんの呟きも聞こえないフリして笑った。
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あうなの(プロフ) - わーそんなに褒められると嬉し過ぎてどう感謝すればいいのか…！？(*'▽'*)ありがとうございます！！頑張りますね！ (2017年6月26日 0時) (
レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
pino - ヤバイ…マジで泣ける。涙が止まらない。メッチャいい話。あうなのさん天才。神だわ。続き凄く気になる。 (2017年6月25日 1時) (レス) id: f80496a521 (このIDを非表示/違反報告)
あうなの(プロフ) - とろまめさん» ありがとうございます！！(*'▽'*)私はこういう話が大好きだったので作ってたんですけど、そう言ってもらうと伝わったんだって嬉しいです！あと少し頑張ります！！ (2017年6月1日 19時) (レス) id: b3c9ec2f8d (このIDを非表示/違反報告)
とろまめ(プロフ) - 今日第1話から読み始めたんですが最初っから涙が止まんなくて…こんなにも素敵な作品に出会えて嬉しいかぎりです!!更新頑張ってください!!楽しみに待ってます!! (2017年5月31日 23時) (レス) id: 005c41c3d2 (このIDを非表示/違反報告)
音々(プロフ) - はい！！待ってます！ (2017年5月29日 17時) (レス) id: 2f3d4de541 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あうなの | 作成日時：2017年5月4日 13時
