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ym side
｢やまちゃん、ハニートーストおいしかったね！また行こうね！｣
｢何回目だよしつこい｣
｢だっておいしかったんだもん！ねっ？おいしかったよねっ？｣
｢そうだけどさぁ...｣
帰ってきてから既に数時間経つというのに、圭人は未だに楽しそうに鼻歌なんか歌っちゃってる。
あのハニートーストどんだけ気に入ったんだ。
｢ねえねえやまちゃん！｣
｢次はなん...っうぇ、｣
｢やまちゃんだいすきーっ｣
なんだよ、と言う前に苦しくなるほどの力で抱きしめられる。
ばか。ばかすぎる。力加減考えろよ。だから知念にゴリラって言われるんだよバカ。
なんか悔しくて仕返ししたくて、咄嗟に思いついたのは頬にキス。
それにびっくりしたらしい圭人は真っ赤になってあわあわしてる。
｢な、え、えぇ...？｣
｢あっま。まだハニトーの蜂蜜残ってんじゃねえの｣
｢え、ちょ、やまちゃ...っん、｣
いたずらのつもりだったけどやめた。
既に蜂蜜の味なんかしないけど何度も唇を重ねる。
｢っなに、もう...｣
｢ダメなの？｣
｢...急にはやだ、心の準備できてないもん｣
圭人は真っ赤な顔でそう言った。
例えるなら俺の大好きないちごくらい。
...まあ、いちごより目の前で真っ赤になってる圭人の方が好きだけど。
なんて恥ずかしいから絶対本人には言ってやんないけど！
｢けいと、俺今そーゆう気分。だめ？｣
｢...だめって言ったら？｣
｢けいとのくせに生意気｣
｢そう言うと思った...｣
ほら、また困ったように眉を下げる。
そのクセやめてよ、そんな可愛い顔他に見られたくない。
いいよ、ってちっちゃく呟いた唇にもう一度被りつく。
今度は触れるだけじゃない。
｢けいとの唇ハニトーみたい｣
｢へ？｣
｢甘いしふわふわ。おいしい｣
｢...え、｣
圭人が照れて固まってる隙をついて、圭人をぎゅーっと抱きしめ返すと服の中へ手を滑り込ませる。
それと同時にびくっと身体が跳ねたのは見逃さなかった。
｢ちょっ...｣
｢もう心の準備できた？｣
｢...今日のやまちゃん優しい。こわい｣
｢あ？別にいいだろ｣
｢んふふ、だめって言ってないよ｣
そう言った圭人の笑顔に、今日は優しくできないなと悟った。
End.
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リクありがとうございました！
なんだかんだけいとりんが大好きなやまちゃんかわいい
裏がふわっと匂わせで終わってしまった申し訳ないです...！
◎ あなただけのために ( 水× )→←◎ 例えるならハニートースト ( 赤× )
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わたなべ(プロフ) - けーとにゃんloveさん» リクありがとうございます...！遅くなるかもしれませんがしばらくお待ちくださいませ(>_<) (2018年3月2日 21時) (
レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
けーとにゃんlove(プロフ) - リクエスト失礼します！やぶけとで甘々なお話が読みたいです！！遅くなっても大丈夫ですので、お待ちしています！！ (2018年3月2日 1時) (レス) id: 2a608d2044 (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃん。(プロフ) - 了解しました！気長に待っていますね。 (2018年2月23日 19時) (レス) id: 99f1ea0a16 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - はるにゃん。さん» リクありがとうございます◎ 今回公開したのは別の方のリクエストなのでまた後日お書きいたします...！ (2018年2月23日 16時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
はるにゃん。(プロフ) - ひかけとでお願いします。 (2018年2月23日 0時) (レス) id: 99f1ea0a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたなべ | 作成日時：2018年1月22日 19時
