Donut hole. 《 JUMP × kt 》

。# ページ18

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圭人には何にもその気はないだろうけど、黒くて太いものくわえて...ってそんなのそういうこと考えちゃうじゃん。健全な男だもん。

だからちょっとイタズラしてみよーって思って圭人にまたがると、圭人が食べてる恵方巻きをどんどん口の中に押し込んでいく。

当然圭人はびっくりして、なんとか逃げようとするけどそうはさせない。




｢喋っちゃダメだよー。あと南南東以外の方を向くのもダメだからね｣




そう言ってさらに押し込んでいけば、苦しくなってるのか涙目になってる。

それがまたなんていうか、そういう欲を湧かせていく。

光くんといのちゃんには申し訳ないけどもはやらじらーなんか全然聴いてない。

そろそろ限界なのか、圭人は太巻きをくわえたまま首を横に振りだした。

喋っちゃダメってのを律儀に守っててちょっとかわいい。




｢もうだめなの？食べれるでしょ？｣


｢...っふ、ん...っ！！｣


｢ね、がんばろ？もうちょっとじゃん？｣




涙目になって首を横に振りつつも圭人はなんとか食べ切った。

ただツナマヨがちょっとはみ出しちゃったせいで口の周りについてて、それがもう...ね。それにしか見えない。伝われ。

圭人はそれに気づいてないらしいので、キスするフリして舐めとってあげたら一気に顔が真っ赤になる。




｢...っだいちゃ、ばかぁ...っ｣


｢ツナマヨうめー！俺もこっちにしたらよかったな〜、｣


｢死ぬかと思ったんだから！もう！｣


｢あ、気づいたららじらー終わってんじゃん｣


｢ちょっと！聞いてる！？｣


｢聞いてるよ｣




そう言って今度はほんとにキスする。

それだけで真っ赤になっちゃうのほんとかわいい。

...あ。いいこと思いついた。




｢よーし、2本目食おっかなー｣


｢え！？まだ食べるの！？｣


｢けいとも食う？｣


｢えぇ...けいと1個でお腹いっぱいだよ〜...｣


｢ふーん。まあなんでもいいけど｣




そう言いながら圭人のベルトに手をかけると、圭人は慌てて止めようとするけどそんなことさせない。




｢え、ちょ...！｣


｢言ったじゃん、2本目食うって｣


｢な、なっ...ばかじゃないの、｣


｢俺がバカだなんてもう知ってるでしょ｣


｢ちが、そうじゃなっ...も、やだぁ...｣




真っ赤になった顔を手で覆ってるけど、そんなことしないでちゃんと見せてほしいな。

...あれ、節分ってこんなに楽しかったっけ。





End.

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リク書けよって！それ！

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