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...
in side
｢いやぁ横浜さみーな｣
｢光ジジイかよ｣
｢んだと！お前と年変わんねーべ！｣
｢でもマジ寒いよね｣
｢大寒波来てるらしいしねー｣
現在、クリスマスイブのライブを終えて横浜のとある店でBESTみんなでご飯食べてる。
これはライブ終わりにはいつもやることだから別にいいんだけど。
いつもならライブ終わりってこともあってバカみたいに食べられるのに、今日はなぜかあまり食べられない。
元々そんなに食べる方ではないけど、ライブ終わりだともうちょっと食べるのにな。
｢...はぁ、｣
｢伊野尾全然食ってねーじゃん｣
｢ちゃん食べないなら俺もーらいっ！｣
｢有岡ぁ！だからお前太るんだよ！｣
｢待って、これは今日減らした分を取り戻してるの｣
｢有岡くん、そんなキメ顔で言ってもかっこよくないからね｣
｢んー...｣
｢...え、ちゃんまじでどうしたの｣
大ちゃんに心配されるってことはよっぽどなんだろうか。
だけどそんな心配そうな声すらほぼ耳に入ってこない。
代わりにと言ってはなんだけど、頭の中には昨日のあの子がいて、耳にずっとあの子の声が響いてる。
涙目になって｢ごめんなさい｣と呟いたあの子はどこの誰だ。
年はいくつで、どこに住んでて、何になりたくて、どんな生活をしてるんだろう。
モテそうだよなあ、俺よりかっこよくて可愛かったし。
好きな人とかいるのかな、いるとしたらどんな子なのかな、いないならどんな子がタイプなのかな。
あの店にあった花だったら何が1番好きなんだろう、お姉さんに説明してたときに持ってた花かな。
なんであの子はこんなに俺の頭から離れないんだろう。
目の前にある日本酒を頬杖をついて見つめる。
お猪口に残る日本酒の水面にさえあの子の顔が浮かんで見えてくる。
あの子の何もかもを知りたい。
｢...ちゃん！いのちゃん！｣
｢はぇっ！？あぁ、光...なに、うわ、みんな寝てんじゃん｣
｢まじで大丈夫？今日ずっとうわの空じゃん｣
｢ねぇ光、あの子誰なんだろう｣
｢はぁ？急に何？誰の話？｣
｢聞いてよぉ、昨日さぁ...｣
そして光以外のみんなが爆睡する中、俺は昨日の話をすべて光に話した。
最初はめんどくさそうな顔してた光も、話が終わる頃には真剣に聞いていた。
俺の長い長い話を聞き終わった光は、ニヤリとして呟いた。
｢いのちゃん、それ恋だね｣
｢...は？｣
...
...
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苺にゃん´`*(プロフ) - わたなべさん» 大丈夫ですよ! 無理せず、頑張ってください☆ 楽しみにしてます！ (2018年2月19日 22時) (
レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - 苺にゃん´`*さん» ありがとうございます...！更新が死ぬほど遅いですが今後もよろしくお願いします(>_<) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
苺にゃん´`*(プロフ) - とても素敵なお話です。あと面白いです！ いのけと好きなので、読んでて幸せな気持ちになってます! (2018年2月19日 17時) (レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - らなさん» わー！ありがとうございます(>_<)！ (2018年2月13日 10時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
らな - ツイッター出てきました！ありがとうございま！m(__)m後フォームもさせていただきました！ (2018年2月13日 3時) (レス) id: fc6c88d13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたなべ | 作成日時：2018年2月8日 3時
