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...
kt side
｢けいと、ニヤけすぎ｣
｢えっへへ、ごめん...｣
｢僕まで不審がられるからやめてよね｣
そうは言われても、どう頑張っても俺の頬の筋肉は仕事をしてくれない。
むしろどんどん緩んでいく。
どうしようどうしよう、勢いでLI○Eを交換してしまった。
なんか挨拶した方がいいかな、するならなんて送ればいいのかな。
それともまだいいかな、早すぎるかな。
そんなことを考えながら知念の後ろを歩いてたらいつの間にか家に着いてて、知念は勝手に俺のコートのポケットから鍵を抜いて家に入ってく。
相変わらずだなあ、なんて思いつつ俺もその後についていく。
｢はー、寒かったーっ｣
｢息白かったもんねぇ。絶対気温マイナスだよ｣
｢そうかも。でもけいとあんまり寒くなさそうだね｣
｢へっ！？な、なんで...？｣
｢顔真っ赤だよ。寒さじゃなくて照れ？｣
知念にそう言われて慌てて頬を触ってみれば、確かにちょっと熱いようなー、そうじゃないようなー。
ともかく、鼻だけ赤くなってる知念とは違う理由で顔が赤くなってるということは分かる。
寒いからって知念が先にお風呂にいってるあいだ、スマホを握ってもやもやする。
うーん、何送ればいいんだろう、っていうかこんな時間なのに迷惑じゃない？
うん、やっぱりまた起きてからにしよう。
そう思って画面を暗転させた途端スマホが光る。
何気なく画面を見て、思わずスマホをソファにぶん投げた。
｢ほぁぁっ！？｣
表示された名前は伊野尾さんで。
びっくりしすぎて変な声出た。
慌てて開いたら｢遅くにごめんね。伊野尾です｣という伊野尾さんらしい至ってシンプルな文章。
なにこれなにこれ、どう返したらいいの、脳がオーバーヒートしてこれはもうキャパオーバー。
すぐ既読つけちゃったから何か返さなきゃとは思うんだけど、ほぼ頭は回らなくて何返せばいいか分かんない。
しかも今になって伊野尾さんの『それって恋だと思うの』なんていう懐かしい言葉が頭に浮かんでくる。
またしてもスマホを握ってうんうん唸ってると、不意に後ろからスマホを取られた。
びっくりして振り返ったら、いつの間にかお風呂から上がってきてた知念が俺のスマホを使って何やら打ち込んでる。
...打ち込んでる！？
｢へっ！？ちね、｣
｢はぁい、もう大丈夫｣
ニヤニヤ笑いながら知念が返してきたスマホの画面を見て絶句した。
...
...
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苺にゃん´`*(プロフ) - わたなべさん» 大丈夫ですよ! 無理せず、頑張ってください☆ 楽しみにしてます！ (2018年2月19日 22時) (
レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - 苺にゃん´`*さん» ありがとうございます...！更新が死ぬほど遅いですが今後もよろしくお願いします(>_<) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
苺にゃん´`*(プロフ) - とても素敵なお話です。あと面白いです！ いのけと好きなので、読んでて幸せな気持ちになってます! (2018年2月19日 17時) (レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - らなさん» わー！ありがとうございます(>_<)！ (2018年2月13日 10時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
らな - ツイッター出てきました！ありがとうございま！m(__)m後フォームもさせていただきました！ (2018年2月13日 3時) (レス) id: fc6c88d13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたなべ | 作成日時：2018年2月8日 3時
