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...
in side
｢...っあぅ、｣
ソファから落ちて目が覚めた。
いつから寝てたのか分からない。
気づけばスマホを握って寝ていたらしい。
昨日何してたんだっけ。
あの子から電話かかってきて、慌てすぎてワイングラス落として、心配されて、気を紛らわせるために酒飲んで...
あれ、途中から記憶ない。
酔ったせいで寝落ちしたんだろうか、やらかした。
せっかくのチャンスだったのに。
彼にも申し訳ないし、酔った勢いでなんか変なこと言ってたら終わりだ。
頭を抱えて死にかけてたら、突然スマホが鳴って落としかけた。
相手も見ずに通話に出れば、聞きなれた怒鳴り声が飛んできた。
｢もしも...｣
『おせーよ！さっきからかけまくってんのに！』
｢朝からうるせぇなー｣
『は？もう昼ですけど？』
｢あ、そう？まあなんでもいいけど！
でも休みなのに電話してくるなんて珍しいな〜、なんかあった？｣
『...本気で言ってる？』
｢へ？だって今日...っあ！え！？今何時！？｣
『12時。あと1時間』
｢ごめん！今から行く！｣
慌てて通話を切ると洗面所へダッシュする。
しまった、昨日の夜に急に仕事入ったって言われたんだっけ。
バタバタしながら家を出ると、なんとか遅刻はしなかった。
いつも遅刻してくる大ちゃんは相変わらずまだいないから、大ちゃんよりはマシかな。
結局大ちゃんは遅刻してきてまた光に怒鳴られてる。
親子みたいなふたりの隣をすり抜けてメイクをしてたら、俺の顔を見た途端メイクさんはちょっと嬉しそうな顔をした。
｢どうしましたぁ？｣
｢ふふ、今日は顔色良いんですね｣
｢えー？そうですかぁ？｣
｢何かいいことありました？｣
話しながらメイク台の前へ座るとメイクが始まる。
いいこと...ねぇ。
...だめだ、彼のこと考えたらどう頑張ってもニヤけてしまう。
おかげでメイクさんに変なもの見てるかのような目で見られるし、遅刻したせいで遅れて隣にきた大ちゃんも変な顔してる。
｢ちゃんどーしたの？｣
｢や、なにもっ？｣
｢なに1人で百面相してるの｣
｢大ちゃんそんな言葉知ってたの！？
最近の小学生はレベル高いなぁ｣
｢もう26だわ！さすがに知ってるわ！｣
きゃんきゃん騒ぐ大ちゃんのおかげで俺のことについてはすぐに忘れられた。
もしかしたらこれから撮影する雑誌、あの子買ってくれるかも。
そう思うとまたニヤけそうになったけどなんとかこらえた。
...
...
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苺にゃん´`*(プロフ) - わたなべさん» 大丈夫ですよ! 無理せず、頑張ってください☆ 楽しみにしてます！ (2018年2月19日 22時) (
レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - 苺にゃん´`*さん» ありがとうございます...！更新が死ぬほど遅いですが今後もよろしくお願いします(>_<) (2018年2月19日 22時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
苺にゃん´`*(プロフ) - とても素敵なお話です。あと面白いです！ いのけと好きなので、読んでて幸せな気持ちになってます! (2018年2月19日 17時) (レス) id: 9828435108 (このIDを非表示/違反報告)
わたなべ(プロフ) - らなさん» わー！ありがとうございます(>_<)！ (2018年2月13日 10時) (レス) id: 5f3fb5e8f0 (このIDを非表示/違反報告)
らな - ツイッター出てきました！ありがとうございま！m(__)m後フォームもさせていただきました！ (2018年2月13日 3時) (レス) id: fc6c88d13e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたなべ | 作成日時：2018年2月8日 3時
