熱愛？してませんけど【TH】 (ページ22)

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攻めすぎたバカ男2 ページ22

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「ねえ、ほんとに何やってるの？」

「そこまで酷い人だとは思わなかったです」

時は例のブイラが終わって宿舎に帰宅した直後。何者かに目を塞がれそして持ち上げられしばらく歩いたと思ったら柔らかいものの上に放り投げられた。

視界が開け、明るさに慣れた頃、自分の部屋のベッドの上に居ることに気付いた。

そして俺を誘拐紛いな事をしたのはジミナとグギだった。あまりのオーラに思わず竦む。

「ど、どういったご要件でしょうか……」

傍から見れば大きい猫2匹と逃げ場をなくしたネズミだ。そして冒頭に戻る。

「今日のブイラ、凄い話題になってるけど」

そう言って突き出されたのは俺とAのコンビ名のハッシュタグが世界トレンド一位になっている画面だった。驚きと好奇心でタップをすれば例のキスしてるであろうところが画面録画されていて世界中に広がっている。

「う、うそ…」

「行動と言動には気をつけてって言いましたよね、耳にイカができるくらい」

「いや、タコじゃないそこは？」

「テヒョナは黙って」

俺今悪くないよね？え？正確なツッコミしたつもりだけど？

グギが呆れた様子でベッドに寝転ぶ。これだからヒョンは〜、となんか喋っているけど俺の耳には入ってこない。

ジミナは言葉に出来ないといった様子で壁にもたれかかっている。多分俺を傷つけ過ぎないようにどうやって叱るか模索してるんだ。

でも、そんなのどうでも良かった。

だって、だって……

「批判コメント……1個もないけど……」

「……は？」

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