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〜WZside〜
辞めると言ってしまうかもしれないのに、
ミンギュは何を考えているんだろう。
『悲しいけど、みなさんの笑顔を守りたいから』
そう言って、笑いながら涙を流し続ける。
JS「Aは何も分かってない」
WZ「Aさんがいないと、俺達やっていけない」
『大丈夫です。私が来る前に戻るだけ。
それに、分かっていないのはあなた達の方です』
涙は止まり、凍りついた様な表情になった。
その顔でさえも美しくて、
これが彼女が吸血鬼の様だと言われる所以だろう。
『あなた達の前で顔を出してしまったら、
顔を隠すのが余計辛くなる。
まだ、私の顔を知らなかった頃の方が良かった。
気味悪がられて遠ざけてくれたから。
だけど、もうそれは無理でしょう？
何より、私が隠していたくない。
みんなの笑顔をフィルターなしで見たいから。
このフィルターのお陰で今まであなた達を守れた。
このフィルターは武器にも盾にもなる。
だから、私はあなた達を守るために辞めます』
俺達のためだと言うAさん。
リスクがあるとしても、
俺は辞めて欲しくない。
恋愛に発展しなければいい話だろ？
そうならないように、
ミンギュを止めることが出来たら…
〜WZside終〜
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Blue Star(プロフ) - 名無し76911号さん» ありがとうございます！ (2021年7月5日 23時) (
レス) id: 2a7f42c9cc (このIDを非表示/違反報告)
名無し76911号(プロフ) - おもしろいです！！！ (2021年7月4日 1時) (レス) id: 434190b704 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Blue Star
| 作成日時：2021年6月28日 23時
