66 ページ16
前髪を掻き上げていれば、
褒められるのは顔ばかりで、
手を褒められたのは初めてだった。
初めてのことを体験したからか、ドキドキする。
『私って、手綺麗だったんだ…』
エスクプスさんの温かい手の感触がまだ、
はっきりと残っている。
『どうしよう、恥ずかしくなってきた…』
ベッドの上で足をバタバタさせていると、
スマホが鳴った。
プライベート用のスマホで、
表示は知らない番号になっている。
誰だ…？
『もしもし…？』
「Aさん、ミンギュです」
『あぁ、ミンギュさん…どうしたの？』
なんだ、ミンギュさんか…
知らない人かと思って焦った。
MG「声聴きたかったから」
『何かあった？』
MG「最近、俺の近くにAさんを
感じることが多いんだ」
『どういう意味？』
MG「Aさんは近くにいないはずなのに、
俺の近くにいるって感じるんだよ」
間違ってないよ。
私はいつもあなたの近くにいるから。
えっと、まぁ、とりあえず会いたいってことかな？
『ミンギュさん。そういう時は、
はっきり会いたいって言えばいいんだよ？』
MG「俺が会いたいって言ったら会ってくれるの？」
『忙しくなかったら』
MG「忙しくても、ウォヌヒョンとは会うのに？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 693人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Blue Star(プロフ) - 名無し76911号さん» ありがとうございます！ (2021年7月5日 23時) (
レス) id: 2a7f42c9cc (このIDを非表示/違反報告)
名無し76911号(プロフ) - おもしろいです！！！ (2021年7月4日 1時) (レス) id: 434190b704 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Blue Star
| 作成日時：2021年6月28日 23時
