誰かの特別になりたい (ページ10)

今日:15 hit、昨日:5 hit、合計:13,052 hit

10 ページ10

カットがかかり、

寮の方へ移動になった。

誰と同じ部屋なんだろう、

レベルで分けられるって聞いたけど、

私、女だし…

スタッフさんに聞きに行ったら、

特別に部屋を用意する訳にはいかないって言われた。

カーテンつけてくれるらしいから、

我慢してくれって。

『はぁ…

ノコノコ行ったら嫌がられるかな…』

部屋の前について深呼吸。

控えめにノックすると、

はーい、と中から大きな返事が返ってきた。

『失礼します…

同じ部屋になりました、

よろしくお願いします』

開けるとピンク髪の人と目が合った。

あれ、この人スタジオで椅子探してた時にも

目合った人…？

DN｢あ、君もBやったんか、

カンダニエルやで、よろしくな～｣

『よろしくお願いします、アンAです』

他の方達にも挨拶をして、荷解き。

やっぱり女だし、迷惑かな…

めっちゃ気使われてるの分かるし、視線感じる…

荷解きも程々にこの部屋から逃げることにした。