誰かの特別になりたい (ページ6)

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重い空気が流れる中、

ソンウンさんが隣に座った人に話しかけた。

同じ事務所の人なのかな？

SU｢どうしたらAになれる？｣

ﾃﾋｮﾝ｢全てを完璧にしなきゃダメみたい｣

なるほどね…と頷いていると

ステージに上がる1人の練習生。

『あ、サムエルくんだ』

ﾃﾋｮﾝ｢知ってるの？｣

『昔一瞬だけ同じ事務所で…

私が一方的に知ってる感じですね』

サムエルくんが踊り終わって、

みんなもうこれはAだってそう感じたのに、

追加で踊りたいと言ったサムエルくん。

そのダンスも本当に凄くて、

きっと彼はAだろう。

BoA｢Aです｣

初のAにみんな拍手して、

会場の空気も少し和らいだ気がした。

10分休憩します。

とスタッフの声にみんな緊張が解けたみたい。

BoA｢最近流行りの歌は？｣

ｶﾋ｢何かしら？｣

BoA｢私をノムノムノム～♪｣

『きゃー！BoA様がノムノムノム歌ってる！！』

BoA｢A、やめてよ～BoA様だなんて｣

『わ、オンニ聞こえてたんですか？』

BoA｢声大きいもの笑｣

SU｢知り合いなの？｣

『ちょっとだけ笑』

ﾃﾋｮﾝ｢ちょっとだったら、

オンニって呼ばないんじゃ？笑｣

『勝手に呼ばせてもらってるだけですかね…笑』