誰かの特別になりたい (ページ16)

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～SWside～

思い通りに行かなくて、

外の空気を吸いに部屋を出て戻ろうとすると

部屋の前で中を覗いている女の子。

まだ話したことなかったや。

話しかけるとびっくりしたように俺を見て、

直ぐに名前を確認していた。

印象薄かったかな…？

結構濃い印象を与えられたと思ってたのに。

あまり表情の変化がある子ではないようで、

常に真顔だけど時折見せる笑顔がすごく可愛い。

まぁ、その笑顔は俺に向けられたものでは

ないんだけれど。

ちょっと待っててと言われて座ってるAちゃん。

話しかけようと思い、横に座る。

SW｢Aちゃん、俺はオンソンウ。

コンソン『コンでもホンでもない、

オンソンウさんですね笑』知ってた…？笑｣

『さっきお名前呼んだ時に思い出しました笑

面白い人がいるなぁって』

SW｢ははっ笑

よろしくね。俺95lineだけど、Aちゃんは？｣

『私は99lineです』

SW｢そっか、オッパって呼んでいいからね｣

『うーん、考えときます笑』

SW｢分かった笑

Aって呼んでもいい？｣

『もちろんです！』

喋ってみるとよく笑う子だった。

人見知りってわけではないようだし。

みんなからはあんまり話し掛けられてないみたい。

Aから話しかければ、

みんな仲良くしてくれるだろうな。

てか、仲良くなりたいでしょ。

～SWside終～