誰かの特別になりたい (ページ2)

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スタジオには

そびえ立つ101脚の椅子がずらりと並んでいる。

1人また1人と着席していき、埋まっていく席。

男性の最後ムンボクが席に付き、

あと一人はまだかと練習生も噂をする。

モニターに映し出された、

"国民プロデューサーの代表"

の文字にざわつく会場。

DN｢まだ1人来てないよな？｣

JS｢女の子でしょ？どこの事務所なんだろう？｣

DH｢ヒョン、ヒョン、まだ女の子来てないのに

先に代表の発表？｣

WJ｢俺に聞かれても知らんやん｣

トンネルを抜けて現れたのはBoA。

現れたBoAに沸き立つ練習生達。

BoA｢100人を目の前で見ると凄く不思議ですね｣

その言葉に僕もですと返す練習生達。

BoA｢練習生のみなさんこんにちは、

私はProduce101season2

国民プロデューサーの代表BoAです｣

練習生達がお辞儀をして全員が顔を上げたところで

BoAがニコッと笑う。

BoA｢あと1席、空いてますね。

みなさん、気になるでしょう？｣

｢気になりまーす！｣

BoA｢たった1人の女の子、

今からみなさんが通ってきたあのトンネルを通って

やってきます。

100人の男性に見られると

萎縮してしまいそうですね笑

怖がらせないように笑｣