1番になりたくて3

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〜MGside〜

SJ「どう？俺の妹、可愛いだろ？」


なんでこうなったのか。


遡ること1時間程前。


飲み屋で隣の席になった1人のイケメン。


コ·ソジュン 同line 彼女なし


身長は僕より少し低い


言っておくが、顔は本当にイケメン。


なんで芸能界に入らなかったのかが不思議だ。


呑みながら話すと仲良くなって、


妹の話をし出した。


「本当に可愛いんだよ俺の妹」


このセリフ、10回は聞いたぞ。


かなりのシスコンぶりに、引くとまではいかないが


すごいなと思った。


僕も妹がいるから気持ちは分からなくもない。



特別に会わせてやると言われ、


どれだけ可愛いのか気になるし妹さんの家に


お邪魔することにした。


だけど、誘導されて行く道は


僕のよく知った道で、嫌な予感がしてきた。



嫌な予感は当たるもので、


ソジュンにバレないようにため息をつく。


だって、さっき妹に彼氏とか出来たら


毎回俺が品定めするって言ってたから。



目が合うと目を大きく開くA。


何も言わないでって意味を込めて首を横に振った。


Aは頷いて、僕達を部屋に入れた。



そして今に至る。



SJ「どう？俺の妹、可愛いだろ？」


MG「うん、可愛い」



どうやって乗り切ろうか…



〜MGside終〜

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