7話。 ページ9
同時刻、暗晦house
康二「んでここが皆で寝てる寝室」
大介「皆で寝てるの？」
康二「そやなぁ、1人で暗闇におられへんねん、昔の記憶とかあってな、トラウマやから皆一緒」
大介「そーなんだ…」
康二が大介へ部屋案内をしている時、暗晦houseのベルがなった。
近くにいた A がモニターを見て返事をした。
『はーい』
康二は大介を連れて１階リビングへ戻った。
『あれ？マサキさん、どったのー？』
マサキ「久しぶり、入れてくれない？」
「はーい、開けまーす」
尋ねてきたのはマサキ。
サクラの友だちで仕事仲間。
水葵の師匠でもある。
『久々に会いましたね！』
マサキ「仕事が立て込んでて中々BARにも戻らなかったんだよw」
大介「あの…初めまして」
マサキ「君が佐久間大介？」
大介「そうです。」
マサキ「サクラとカズナリから聞いてる、訓練も頑張ろーねえ」
大介「はい」
水葵がマサキをリビングのソファへ座るように促して、マグカップに入れたコーヒーをマサキの前の机に置いた。
3人がけソファに座ったマサキの両端に A と水葵
1人がけソファにはそれぞれ康二と大介が座った。
マサキ「それでさ、本題なんだけど……」
カズナリと同じ話を暗晦メンバーに話した。
『沼田に狙われてたの大介もだよね？』
大介「ｺｸ…」
康二「なんか不完全燃焼すぎやん？」
「確かにね、痛めつけてやりたかったのにね^^」
『んでその3人って正体分かってるの？』
マサキ「今カズナリがBARに戻って同じ説明をサクラにしてるはず。カズナリの事だからすぐ調べられる気がするんだけどね」
マサキ「それから俺の5000万円どうしたのかな？？」
『血塗れのカバンになったから鞄だけ変えた。中身は無事』
マサキ「持ってきて」
『はーい』
「マサキさん、次の仕事はその3人をヤルの？」
マサキ「んーん、それはおれらに任せて。」
「どして？暫く休みって聞いてたのに」
マサキ「暗晦メンバーが行ける相手と判断したら任せるよ、ただまだカズナリが調べきっていない。」
康二「どれくらいの規模なんか分からんちゅーことか」
マサキ「だからカズナリとサトシさん、Jで調べてる。サクラさんと俺は大介と、あの4人の訓練に回る」
『マサキさん、持ってきたよ。』
マサキ「おう、サンキュ」
大介「ちなみに…そのお金って…」
マサキ「俺のポケットマネー！」
A から鞄を返してもらったマサキはソファから立ち上がり右目にピースを持っていき言葉を出した。
大介「( ˙꒳˙ )oh」
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作者名：煌 | 作成日時：2023年3月12日 21時
