4話。 ページ6
？？side
18時過ぎにお世話になっているBARのドアの鐘がなった。
4「今日、休みだよね？」
1「そうだよ、サクラさん私服だったもん…って痛いってw」
2「うるせぇ、消毒してんだよこっちは」
3「気になる…」
4「確かに、サクラさんは裏社会の人って事は知ってるけどって感じだからねぇ」
4人は店舗に繋がるドアを少し開き、暗晦メンバーたちの話を盗み聞きしていた。
A side
『ところで、サクラさん？』
サクラ「なんですか、A 」
『あそこにいる4人の男性、盗み聞きしてますが』
サクラ「あ〜。昨日水葵が行ったところの生き残りだよ。」
「軽傷だったんだ」
サクラ「4人ともおいで」
サクラさんの声に少し怯えながら、細身の男性4人が方を縮めながら資料を片手に座っているサクラさんの近くに来た。
サクラ「左から『深澤辰哉、渡辺翔太、阿部亮平、村上真都ラウール』だよ。期間は…まぁ2週間かな」
辰哉「え？期間ってなんですか？」
康二「4人に話とらんのですか？w」
サクラ「うっかり(￣▽￣;)」
康二「うっかりちゃいますって」
サクラ「とりあえず、その佐久間大介って子。」
大介「はい」
サクラ「そこの3人とこに入ってくんない？素性バレた上に、俺が調べてる人身売買の男に接点がある。丁度いい人材だからさ。」
『ボロボロだけどさ、この子良いよ、いい身のこなししそうな筋肉』
康二「A くん。変態やわ。」
『変態で悪かったなぁ、やけど3人じゃ寂しいんや、うちからも頼むわ』
A はサクラの話に便乗して、佐久間に対して頭を下げた。
佐久間は…
大介「俺でいいんですか…？」
サクラ「うん、ただし、男の事を調べあげて君の手で復讐する。そして二度と表社会には出れない。その覚悟がある？」
大介「…こんな俺に居場所をくれるんですね…」
康二「なぁ、俺らと一緒に居よーや。家族になろーや」
辰哉「家族…」
亮平「僕らも家族だよ」
翔太「…」
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作者名：煌 | 作成日時：2023年3月12日 21時
