暗晦ーあんかいー (ページ18)

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14話。ページ18

in 公園

夜中の公園。
戦っていた場所から少し離れたところで
ふっかと琥珀、又の名を岩本照。
翔太と深紅、又の名を宮舘涼太。
が再会を喜んでいた。

亮平とラウールも着いてきていた。
もちろんかすり傷などもあるので、処置するためにだが…

辰哉「ひかるだぁ」
ニコニコした辰哉が照に抱き締められて、照の首元に顔を埋めていた。

その隣で涼太は翔太の体をくまなく見ていた。
翔太「何もねぇよ？涼太」
涼太「何もされてない？何か毒とか、暗晦たちに」
翔太「暗晦は良い奴しかいねぇよ＾＾」

『ねぇねぇ、水差すようでごめんだけど、俺らって戦う意味ある？』

蓮「まぁ無いですよね。2人の探してた人は見つけたから。」

「暗晦入っちゃえば？」
康二「へぇあ！？なんてゆーた！？」
「だから暗晦に入れば？って」

突拍子のないことを言った水葵にその場にいた全員が目を丸くした。

亮平「まぁ水葵の言う通りだよね。もう敵じゃない。知り合いもいる。晦冥の方が人少ないから、こっちに入れば良いって。」

暗晦のイヤホンからサクラの声が聞こえた。
サクラ"入るからにはこっちに連れてこい。”

『ボスが暗晦入るのなら、BARにおいでって』
蓮「舘さんと照くん次第です」
翔太「涼太…一緒に居たい」
辰哉「俺も、照といたい」

2人は抱きついたまま上目遣いで宮舘と岩本に話しかけた。

涼太「…それで翔太を護れるなら。」
照「ふっかと離れたくない。」

『ならBARにおいで。』
「うちらの家族に」