12話。 ページ16
in BAR
サクラ「んー、んー？あれー？」
辰哉「マサキさん、あれ、いいんですか？」
マサキ「いいよ、いつもの事。はい、俺の勝ち」
辰哉「うげー、また負けた。」
サトシ「ただいまー」
マサキ「おかえりー」
サクラはBARのカウンターでパソコンを睨み頭を抱えて作業を。
マサキと辰哉は、ソファ席でリバーシブル
サトシはラウールと翔太と地下で訓練をしていた。
翔太「まじサトシさん。短刀強すぎ。」
ラウール「てかまず筋肉の使い方だと思うな」
サトシにしごかれて帰ってきた2人はヘトヘトになっていて、辰哉の近くのソファに座った。
見かねたJがペットボトルの水を2人に渡した。
2人「ありがとうございます。」
J「いくらあそこで戦ってても指導してくれなかったんだろ？素人同様なんだから、サトシさんの身のこなしは勉強になるだろ」
翔太「確かに。でも俺はやっぱり銃が良いかな」
ラウール「僕は短刀かなぁ、サトシさんみたいな動きがしたい」
サトシ「まじ？俺も怠けてたからまだまだ殺れるけど」
ラウール「今とは言ってないです！！！」
フロアに居ないカズナリと亮平が、地下からパソコンを持って帰ってきた。
カズナリ「あれ？僕たちの方が遅かったんですね」
J「かと言ってもそんなに時間経ってないよ」
亮平「ふっか、平気？」
辰哉「んぇ？大丈夫よー」
亮平「体弱いんだから気をつけてよ」
辰哉「体弱いっていうてもさぁ」
サクラ「はぇー、辰哉体弱いの？」
カウンターで作業をしていたはずのサクラが、会話に入ってきた。
辰哉「体弱いって喘息と腰痛持ちです。」
カズナリ「腰痛持ちってしんどいよねぇ、僕もそうだし」
辰哉「どうやって対処してます？」
カズナリ「僕は元々ハッキングとかの方で仕事してるので戦闘はしてないんです。」
J「辰哉は何がしたい？戦闘じゃなくてもいいけど」
辰哉「俺は………」
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作者名：煌 | 作成日時：2023年3月12日 21時
