暗晦ーあんかいー (ページ14)

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10-3話。ページ14

J「なるほど、Aの作戦？」
『いいえ？あれはラウールの回転の良さだと』
J「なに、ラウールも頭良いの？」
サクラ「伸びしろある地頭のよさです」
カズナリ「辰哉とか翔太びっくりしてるじゃないですか」

カズナリは笑いながら発した。

マサキが飛べなかったのは、ラウールが予め用意していた粘着テープのせいで。
5人で囲む前にラウールと亮平でマサキをテープの上に立つように操っていたのだ。

大介は走るのは遅い方だが低身長を活かして如何に相手の目線から外れて移動出来るか A にアドバイスされていたのだった。

マサキがテープに手こずっている間に大介が腰の紐も取り勝利したのだった。

翔太、辰哉「え？俺らは？」
亮平「おとりさ！」
翔太、辰哉「てめぇ！！！ふざけんなよ！！！！」
亮平「てへぺろ」

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