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No.5《大口》 ページ6
『…それでしたら、Aさんの外出を許可します。』
大『…えっ、外出の許可?何で…?』
『それが、Aさんの余命を少し伸ばすのにふさわしい方法かと…。』
大『…分かりました。…それと、先程は大口を叩いてしまい、本当にすみませんでした。』
我にかえった俺は、医者に謝った。
『…気にしていませんよ。先程の大口は、Aさんを思って言った事ですからね。』
失礼な事をしたのにも関わらず、医者は優しく答えてくれた。
『私の事は気にせず、早くAさんの元へ行ってあげて下さい。』
大『はい!』
俺は、急いでAのいる病室へと向かった。
大『A、来たぞ!』
貴『…おっ…ガ…マ?』
ベッドに寝ていたAは、信じられない姿をしていた。
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作者名:蜂蜜 | 作成日時:2016年8月29日 23時