赤髪の君へ

ストーカー？ ページ31

エイジ｢ってことなんですよ…｣



俺達は事務所に行き鎌田社長に事情を説明した。




鎌田｢こまったね。この事、本人は？｣



そら｢自覚してます。でも多分メンバーに迷惑かけたくないって気持ちで。｣




鎌田｢そっか。｣




そら｢警察に相談…って、行き過ぎですよね。｣




鎌田｢分からない。最悪の場合を考えて行動しないとね。はじめくんの時もそうだったから。｣




エイジ｢…｣



考えるだけで背筋が凍った。




だから俺は決めたんだ。




Aを絶対に守ってみせると。





鎌田｢とにかく、2人はできるだけAちゃんから離れないで。それか、必ず誰かしら着いているように。なんかあったら直ぐに事務所に連絡。後、このことはAちゃんには言わない事。ほかのメンバーには伝えて。分かったね？｣



エイジ、そらちぃ｢｢はい。｣｣



………………………………………………………




まずい…




そら｢エイジ…｣




エイジ｢分かってる。｣




そら｢みきぽんさんに伝えといた。『あの』事｣




エイジ｢サンキュ｣



俺らの間では『あの事』と呼んでいる。




A｢ねー。これでいいかなー。｣



そら｢え？…あぁ、いいんじゃない？｣



ピーンポーン…



インターホンがなる。




A｢あ！きた！｣




ガチャ…




みきぽん｢久しぶり！｣




A｢お久しぶりですー笑｣




エイジ｢あ、Aネックレス曲がってる。｣




エイジ(いまだ。行け)




そら(了解)




そら｢あの、ぽんさん。｣




みきぽん｢大丈夫。本人には言わないし、1人にしない。｣




そら｢ありがとうございます。｣




A｢そらー？｣




そら｢ん、んー？｣




A｢何してんの？｣





そら｢今度動画とる約束したの。｣




A｢あー。｣




みきぽん｢じゃあ、行きますね｣




A｢ばいばーい｣




エイジ｢楽しんできな。｣



そら｢お土産よろしく｣



A｢はいはい笑｣

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