かまって ページ2
A「…」
エイジ「…」
私は今えいちゃんの部屋にいる。
ただパソコンの機械音しか聞こえない部屋。
えいちゃんは今編集中なのだ。
(編集中に話しかけると怒るんだよなぁ)
最近えいちゃん不足が続いている。
2人でお出かけだってしてないし…
久々にかまってもらおうと思ったのに…
「はぁ…」と小さくため息をつき、ベットの上に転がった。
ベットからは微かにえいちゃんの匂いがした。
一緒に住んでて同じ洗剤、シャンプーを使ってるはずなのに、何かが違う。
えいちゃんの香り。
少しずつ眠気がしてきた。
(もう限界…)
私はそのまま眠ってしまった。
朝…
(苦し…)
私の体を何かが包み込んでいる。
どうやら抱きつかれてるようだ。
振り向くとえいちゃんの顔があった。
綺麗な赤髪。
何回も染め直してるはずなのに全く痛まない。
不思議な髪。
目の下にうっすらとクマを見つけた。
(えいちゃんも頑張ってんだ…)
私はえいちゃんを抱きしめ返した。
次の瞬間…
エイジ「なーにしてんの」
A「起きてたの」
エイジ「起きてない。」
A「起きてるやん笑」
エイジ「おれAの関西弁すき。」
A「ありがと笑」
エイジ「そこは『おおきに』じゃないの?」
A「おおきにってあんまり言わないなぁ」
エイジ「むずかし」
A「ね。笑」
エイジ「昨日はかまってやれなかったから今日はどっか行くか。」
A「ほんと?!…でもえいちゃん寝不足でしょ?」
エイジ「だいじょーぶ」
A「大丈夫じゃないよ!」
エイジ「じゃあ、遊びに行かくていいの?」
A「今日はお家でゆっくりしよ。」
エイジ「…」
えいちゃんは急に抱きついてきた。
A「どうしたの?」
エイジ「……すき。」
A「うん。」
エイジ「そこは『私も』じゃないのぉ?」
A「はいはい。私も」
エイジ「…」
っ寝てるし。
こんな感じで寝起きのかまちょえいちゃんは取り扱い方が難しい。
A「やっぱり疲れてたんじゃん…」
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シルク^‐^(プロフ) - すいぽてさん» はい!アバリスさんで後追い考えている人がいると知ってから怖くなって・・・えいちゃんが天国にいるのは悲しいですが笑顔でいましょう!私はアバリスではないんですけどね・・・ (2019年1月19日 15時) (レス) id: bcf2c07990 (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて(プロフ) - シルク^‐^さん» コメントありがとうございます。共に頑張りましょう! (2019年1月19日 14時) (レス) id: 91b703c6fa (このIDを非表示/違反報告)
シルク^‐^(プロフ) - 小説は私的には続けてほしいと思います。えいちゃんは笑っていてほしい、ドジ話、思い出話笑い話でもなんでもいいから話しかけてほしいとのことです。部外者がでしゃばってしまいすいません。。でもこれだけは伝えます、どんなに悲しくても、辛くても笑顔でいてください (2019年1月19日 14時) (レス) id: bcf2c07990 (このIDを非表示/違反報告)
すいぽて(プロフ) - あいりさん» ありがとうございます。 (2019年1月5日 0時) (レス) id: 91b703c6fa (このIDを非表示/違反報告)
あいり - えいちゃんが亡くなったことを知り、本当に悲しい気持ちでいっぱいです。私もまだこの現実を受け止めきれていません。この小説は、続けてくださると嬉しいです。えいちゃんがいた頃を感じられるからです。ぜひ、完結まで書いていただきたいです。 (2019年1月5日 0時) (レス) id: 5b25d98179 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すいぽて | 作成日時:2018年12月7日 22時