榎本家の美女【あなたの番です】 (ページ15)

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第13話ページ15

何分かしてお母さんと総一くんが戻ってきたから作ったご飯を3人で食べた。

『江藤さんとどんな話してきたの?』

正「え?仲良くしましょうね～?って」

『ふーん』

正「本当よ～。ね?総一くん?」

総「あっうん…本当だよ」

なんか言わせた感あるな…まあ、どうでもいいけどさ。夕飯を食べ終えて食器を洗うのを総一くんに手伝ってもらっている。

総「ねぇ、Aちゃん…もう時期この辺で行われるお祭り一緒に行こう?」

『お祭り?…うーん…まだシフトがわかんないからわかってからでもいい?ほら、私のバイト先従業員少ないから』

総「いいよ。僕待ってるね」

『…ありがとう』

食器を片付け終え総一くんにお礼を言うと僕寝るねと部屋に戻って行ってしまった。お母さんはお風呂入ってるし何しよう?

あ、たまにはお母さんと呑もうかなとコンビニへ出掛ける事にした。…玄関を開けると何か騒がしい音がする…

「離せ!おいっ!」

「～～～」

この声?手塚さん?後、外人さんかな?
どんな状況か確認する為そーっとドアを開け見ると頭に袋を被ってる男恐らく手塚さんを外人さん2人がどこかへ連れていこうとしていた。

そして、藤井さんと目が合うと部屋へ隠れてきまい。何故か私まで咄嗟に隠れ玄関の鍵を掛けてこれは何かやばいと思い神谷さんへ連絡を入れた

3コール目にして神谷さんの声が聞こえ、今見たことを話し始めた。

神「…どうしました?」

『忙しいのにすみません。今、家の前で顔は袋を被ってて分からないんですけど、声からして手塚さんが外人さん2人に……助けてくださいっ…』

神「…わかりました。今そちらに向かいます。くれぐれも部屋から出ないように」

要件を伝えると電話が切れた。初の神谷さんとの電話緊張はした。でも、これで警察がすぐ来てくれるはず。

それよりも手塚さんは大丈夫なのかと
再度ドアを開ける。また藤井さんが出てきていてガチャリとドアの音で部屋の中へ戻ってたが今はそんなのどうでもいい。

気になってエレベーターホールの方まで行くと先程手塚さんを捕まえてた外人さん2人が倒れていて手塚さんの近くに若めのイケメンさんがいた。

後ろからも足音が聞こえたから振り向くと服の乱れた管理人さんと確か木下さん?がいて何をしてたか予想がついてしまう…。けど、何も言わずに手塚さん達に駆け寄った