【特撮】貴方に憧れる【短編集】 (ページ10)

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愛の確認Ⅱ ページ10

流石にそろそろ我慢の限界で
夕方頃に帰ってきた彼女の腕を掴んで外へ連れ出した。
痛いとか俺の名前を呼んだりしてるけど
聞こえないフリをした。

『トワ…どうs「ねぇ」な、なに?』

ト「なんで俺じゃないの」

『え?』

ト「俺はAの彼氏でしょ?買い出しだって俺が着いてくし調べ物だって…君が届かない物も兄さんみたいに背が高いわけじゃないけど俺が!花瓶だって欲しいなら一緒買いに行くし」

『トワ…もしかして嫉妬?』

っ…図星をつかれて黙って下を向いてればポンッと頭の上に手を置かれ優しく撫でられる。
今度は子供扱いかよ…
そう思って彼女の撫でている手を掴んだ

ト「いい加減にしろよ!…もう怒った。子供扱いまでしちゃってさ…ちゃんと俺の事男として見てよ」

『ん…ぁｯ…』

ト「ｯふ…は…」

『んん…ｯ…』

普段はしないような深い大人のキスに彼女の目には涙が浮かんでいて、それが逆に誘ってるように見えた。でも、我慢我慢。流石に苦しくなったのか胸を叩かれ唇を離した

ト「ごめん…」

『ううん…私の方こそごめんね。その…トワが知らない女の子と街で話してるのを見て少しでも妬いてほしくて…』

ト「ｯ…馬鹿なの?そんなことしなくても俺はAの事が1番大切で大好きだよ」

『ふふっ…私もトワの事が大好きよ』

お互いの好きを確認出来た俺らは夕日に照らされた公園でもう一度キスをした。

帰宅後～…
(トワ～、あーん)
(あ～ん)

(より一層ラブラブ感増したよね～)
(うんうん!でも、なんでコウ達落ち込んでるの?)
(まだチャンスがあると思ってたみたいだよ～)