コーディネート【豪快/銀】 ページ8
『う〜ん…どうしたものか』
鏡を見ながらどんな服にしようか悩む。そこまで悩む?ってルカ達に思われるかもしれないけど、今日は大好きな彼との街デート。気合い入れるしかないでしょ?
そろそろ決めないと本当に彼が来るまで下着のままだ。頭を抱えてるとドアが開き振り向くとそこにはーー…
鎧「あ…」
『え…きゃぁぁぁああ!!』
鎧「すっすみませぇえええん!!」
お互い顔を真っ赤にさせ、一旦部屋から彼氏の鎧を出し取り敢えず部屋着を着て彼を部屋に入れる
鎧「本当に!すみませんッ!ノックしたんですけど、返事なかったので俺…」
『驚いたけど…鎧で良かったよ。ねぇ、少し来てくれる?』
鎧「えっ…なんですk…っん?!」
そう言って彼の巻いてるスカーフ引っ張り引き寄せ口付けする。驚いた顔も可愛いなぁ〜…
『さっき覗いたの、これで許してあげる』
鎧「Aさぁ〜ん」
『なぁに?』
鎧「ズルいですよ…本当に。俺の彼女は可愛過ぎます!」
自分がした事はわかってるけど、つい意地悪したくなって首を傾げたら勢い良く抱き締められてそのまま背中をぽんぽんしてあげる。まるでワンコみたい。
『ふふっ…鎧だって可愛いよ?』
鎧「男に可愛いなんて言わないでくださいッ!」
『そんな怒った顔も可愛い』
鎧「もう…。今日はデート無しにしますよ?」
『あ、そうだ!デート…!』
鎧に言われて気付いた。まだ私はデート着を着てない選んでもない…あ。そうだ。こうなったら、ファッションセンスのある彼に頼もうじゃないか…!
『あの…鎧?お願いがあるんだけど…服選んでくれない?』
鎧「え?俺が選んでもいいんですか?」
『うん、鎧服のセンスいいし。選んで貰いたいなぁ〜?』
鎧「わかっりましたーッ!任せてください!」
笑顔で気合い満々にいう彼は私がクローゼットから出した服を見るとすばやく私に似合うであろう服を選んでくれた
鎧「出来ました!俺、外で待ってるんで着てみてくださいッ」
ーー数分後ーー…
『着たよー…どうかな?似合う?』
鎧「〜〜ッ!はいっ!とーーっても似合ってます!こんな姿俺以外に見せたくないくらい」
『もう鎧ったら〜』
鎧「本当ですよ、街デートじゃなくお部屋デートしましょ」
そう真剣な顔でいう鎧にベッドに押し倒され、そのまま彼に委ねる様に目をつぶった
(やっぱり街デートしたかったー)
(すっすいません…)
(特大プリン1個ね)
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作者名:狐狛 | 作成日時:2019年8月13日 15時