恋を教えて【救世主/銀】 ページ6
ナ「A…?……バランスを見なかったか…?」
『見てないけど…どうしたの?』
メインスペースでスパーダに入れて貰ったホットココアを飲んでいるとナーガがやって来た
ナ「…そう、か…いたら、バランスに恋と愛の違いは何か聞こうと思った…」
『恋と愛の違い…ねぇ…』
一緒になって考えてあげることにした。もしかして、ナーガ…私達の中の誰かに恋でもしてるのかな…?だとしたら、ハミィかラプター…?
ナ「最近ドキ…ドキ…する…」
『ドキドキするならそれは好きってことだと思うよ?多分恋の方だね』
ナ「そうか…恋…好き…か…」
教えなきゃ良かったかな…
ナーガに嫌われたくなくて教えてしまったけど、私はナーガが好き…
振られてもいいから、この想い伝えたい…
『あの、ね…ナーガ…私』
ナ「A…好き…だ…」
『…⁈それって…恋…の方?』
そう聞くとナーガは頷く
ナ「だから、俺のそばにいてほしい…ダメか?」
『ううん、ダメじゃないよ。私もナーガが好きよ?』
ナ「…!嬉しい…」
言葉では嬉しいと言っているが顔は悲しい顔だ
『あはは…そこは悲しい顔しなくていいんだよ…?ほら、こうニコッって』
ナ「こう…か…?」
言われた通りにナーガはニコッとしようとするが、まだ難しいみたいだ
『ふふっ、もう少しってところだね…?』
ナ「感情というのは…難しい…」
『ナーガ…?』
私を抱き寄せ、肩に顔を埋めてくる
ナ「いい匂いがする…」
『そ、うかな…』
ナ「……キスしたい…」
顎をに手を添えられ口付けをする
メインスペースに私達以外の人が来るまでキスをしてるのだろうか…
(なんか入りづらいかも〜!)
(何々〜?何見てるの〜?…わお〜…ナーガったら大胆だねぇ〜♪)
(もう少しだけ待ってようか)
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作者名:狐狛 | 作成日時:2019年8月13日 15時